ホンネで迫る!!ブラインド・インタビュー 政界大再編に向け離合集散  民主大敗も連立与党で“御の字”!? 公共投資拡充は必須条件

概況


12月4日公示、16日投開票で実施される今回の衆議院選挙は、野田佳彦首相による突然の「解散宣言」も手伝って、各陣営とも準備不足で右往左往状態。生き残りを懸けた離合集散の嵐が永田町に吹き荒れている。過去2回の総選挙を左右した“風”の存在をどの陣営、どのマスコミもいまだ計りかねているようだ。

元与党関係者A 「今回の選挙ばかりは一向に先が読めない。日々情勢が激しく変化しているためだ。従って世論調査もあてにならないことは調査した当事者が一番分かっているはず。週刊誌などは売らんがために、面白おかしく(獲得議席などの)数字をただ並べているが、要は“風”次第だろう」

元与党関係者B 「まあ、民主党が大敗し、(獲得議席が)2ケタ台に陥るところまでは誰もが予想の範囲内。それでも、果たして、自公で過半数まで到達できるかどうかなど、そのほかはすべて未知数だ」

――はた目には唐突感のある滋賀県知事が脱原発で新党を立ち上げた。

元与党関係者A 「あの方は、みどりの風と根っこは一緒。そこにかねて、イメージ選挙の顔として担ぎ上げようと画策していた小沢さんが動いた。維新との連携に失敗した小沢グループにとっては、もう、これしか(生き残る方法は)ないとの思いだったろう。でも、差し当たっては比例名簿の作成(順位)をどうするかなど、これからが大変。公示日ギリギリまで、まだどうなるか、順調に船出ができるのかも分からない」

元与党関係者B 「それでも、大敗覚悟の民主党に悲壮感があまり感じられない。ここにきて、相次ぐ離党で逆に純化路線が鮮明になったとの見方もあるほど。仮に、選挙で議席が7、80台にまで落ち込んでも、自公との3党合意をテコに連立を組み、主要閣僚ポストの1つでも得られれば“御の字”とでも、思っているんじゃないかな」

元与党関係者A 「どちらにしても、すべては選挙結果次第なのだが、選挙前1週間の“風”の読み方ですべての(政界)地図は大きく変わるとみておいたほうがいい。自民党も勝ち方次第で、政策の実効性が変わる可能性もある。ただ、忘れてならないのが野党暮らしで疲弊したとはいえ、自民党の地方の組織力。にわか仕立ての民主党とは雲泥の差だ。その多くは建設業界や医師会などに支持されている。たとえ安倍氏が在籍していた清和会(自民党最大派閥・町村派)とは距離があっても、復興や防災名目での公共投資の拡充などは必須要件だろう」

元与党関係者B 「まあ、1月1日現在の政党に交付される政党助成金の存在がチラつくため、これが、第2幕の政界再編を促すのは必死。12月16日の投票日から年末にかけて熾烈(しれつ)な“陣取り合戦”が繰り広げられそうだ」

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