3月IPO 07年以来の高水準

IPO 概況


ハウスドゥ 古田敦也氏が大株主

直近IPO(新規上場)ではALBERT(3906・東マ)に続き、23日上場のシリコンスタジオ(3907・東マ)も好人気。業態妙味に加え、後続の3月案件が出てくるまで3週間ほどIPO空白期があることからカレンダー妙味も手伝って目先人気を集めている。

足元は3月案件の上場承認ラッシュ。中で、獣医師で元衆議院議員の北村直人氏が取締役を務める日本動物高度医療センター(6039・東マ)、元プロ野球選手兼監督の古田敦也氏が大株主に名を連ねるハウスドゥ(3457・東マ)の上場承認も一部で話題になっている。スポーツ選手では中田英寿氏やプロゴルファーなどが上場前株主に登場した例があり、タレントでは昨年上場の鳥貴族(3193・JQ)が話題を集めた。

年間IPO件数の推移

年間IPO件数の推移

さて、3月IPO社数だが、久方ぶりの高水準となる見通し。23日までに14社(プロマーケットを含めると15社)の上場が明らかになっており、3月IPOとしては2007年3月以来の水準となる。ちなみに、07年は年間で121社が上場し、直近で最後の3ケタIPOをマークした年だ。

また、1-3月IPOは23日までの判明分で20社(プロマーケットを含めれば22社)。本年3月のIPOは最終的に15社といわれており、1-3月IPOは21社(プロマーケットを含めると23社)となる見通し。これにより1-3月というタームで見ても、、08年1-3月(21社)を上回り、07年1-3月(43社)以来の水準になる。

「本年の年間IPO社数は3ケタの大台に乗るのでは」と昨年末から言われていたが、その読み筋に対する上場ペースとしては上々といえよう。

左図は1984年以降の年間IPO社数の推移をグラフ化したもの。近年のIPO社数増加ペースが、84年-90年前後とよく似ていることが分かる。当時はNTT民営化(85年4月)、プラザ合意(85年9月)、NTT上場(87年2月)などを経て、日経平均は1989年12月の史上最高値に向けて駆け上がった。本年は日本郵政が上場予定。当時の“相場再現”はなるか。

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