「155ドルのカベ」突破 四半世紀来の基調転換も

概況


ドル建て日経平均が「155ドルのカベ」を突破。23日前場時点で、155.25ドルに達してきた。

過去を振り返ると、ITバブル期の2000年3月に約200ドル目前へと達した後、一転急落。その後、15年近く“抵抗ライン”として意識されてきた水準。具体的には、06年5月8日の154.88ドル、13年5月23日の156.41ドル、12月27日の155.05ドルを形成後、それぞれ調整を強いられてきた。直近ピークが昨年7月29日の153.41ドル。前週これを払って、再び因縁の水準に達してきたところだ。

為替ヘッジを行わない中長期の海外投資資金流入も背景とみられ、青い目の投資家にとって、ようやく日本株高が実感できる展開となってきたことにもなる。このまま13年ピークを突破して一段高となるかどうかが注目点。なお、もっと長い目で見れば、その昔のバブル大天井、1989年末には250ドルを突破した時期もあり、その後、四半世紀に及ぶ“三角もちあい”波動上放れは鮮明になっている。「ドル建て200ドル」を先行きの目標に置くなら、現行レートで、ほぼ2万3,800円、ということに。(本紙2月24日付1面)

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