サステナビリティ投資のロベコSAM 競争力の強い企業を選出

概況


日本から花王、ベネッセ、住友林業、丸紅

サステナビリティ投資に特化した資産運用会社のロベコSAM AG(以下ロベコSAM、スイス・チューリッヒ)は19日、「サステナビリティ・イヤーブック2015年版」を発表した。

サステナビリティ投資は、重要な非財務情報を伝統的な財務分析や投資プロセスに体系的に統合する戦略。ロベコSAMは、グローバルに展開する資産運用会社ロベコグループ(オランダ・ロッテルダム)の子会社。

ロベコSAMは、世界の主要企業を対象として財務上重要なESG要素(環境・社会・ガバナンス)を組み入れた分析・評価を行い、その結果を「サステナビリティ・イヤーブック」で発表している。全業種を通じて、サステナビリティの基準で競争力のある企業を見いだそうとする投資家の羅針盤と評価されている。

花王(4452) 月足

花王(4452) 月足

今回の評価では、日本からは花王(4452)ベネッセホールディングス(9783)住友林業(1911)丸紅(8002)が、グローバル・サステナビリティ分析で最も優れた評価となる「ロベコSAM・インダストリー・リーダー」を受賞した。日本企業の受賞式は、5月21日に東京で開催される。

サステナビリティ投資で世界をリードしてきたロベコSAMは、今年創設20周年を迎え、「われわれこそがサステナビリティ投資を行っている」と自負している。

今回発表の「サステナビリティ・イヤーブック」は、2014年の企業のサステナビリティへの取り組み実績を振り返るもの。59からなる各業種の上位15%以内かつインダストリー・リーダーのスコアからマイナス30%ポイント以内という厳しい基準を満たした企業のみを掲載している。

またその実績に応じてゴールド・クラス、シルバー・クラス、ブロンズ・クラスとして評価し、加えて各業種で最も優れた取り組みが評価された企業は、「インダストリー・リーダー」として表彰している。

今回は評価対象の全企業から、69社がゴールド・クラス、54社がシルバー・クラス、112社がブロンズ・クラスとして評価された。地域別の分布を見ると、イヤーブックへの掲載社数およびゴールド・クラス評価の獲得数も欧州が最も多くなっている。

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