概況/大引け 日経平均は連日の高値更新。日本国債の格下げと米年末商戦の出足が冴えず売り先行も、その後は切り返す。自動車株が堅調

概況


大引けの日経平均は17,663.22円の73.12円高、TOPIXは1,427.85の6.20ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,156、値下がり銘柄数は540。出来高は20億1,352万株、売買代金は2兆1,747億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

日経平均は3日続伸。日本国債の格下げや欧米株安から、朝方、日経平均は113円安も、その後は切り返し連日の高値更新。日本国債は国内投資家が9割以上を保有しており海外勢からの売り圧力をあまり心配する必要はないとの見方や、米年末商戦もトータルでは好調な売上が期待されています。

業種別では鉱業や精密、輸送用機器、保険、石油などが堅調で、その他製品や食品、不動産、陸運、銀行などが冴えない。

NY原油先物相場が5営業日振りに反発したことで、国際帝石(1605)が反発、円安効果やガソリン価格低下の恩恵が期待され、トヨタ(7203)富士重工(7270)なども堅調。野村証券が目標株価を引き上げたTDK(6762)が高く、ニチコン(6996)は「EVパワー・ステーション」をトヨタFCV「MIRAI(ミライ)」に対応させたことが材料視。エイズ予防ワクチンが材料視されアイロムHD(2372)がストップ高、カイオム(4583)はエボラウイルスに対する抗体作製成功から急騰。全市場で値上がり率トップとなったストリーム(3071)は子会社が幹細胞コスメを発売することが刺激に。

一方、ソフトバンク(9984)はアリババへの懸念で売られ、最近の原油価格下落からロシア経済が悪化しているためJT(2914)が軟調。増担保規制から日本精密(7771)が大幅続落で、上方修正を発表したピジョン(7956)は予想に届かず下落、下方修正を発表した伊藤園(2593)も安い。

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