概況/前引け G20財務相・中銀総裁会議で通貨安競争に対する懸念が示されるという観測で円高に向かい、東証は下落。みずほFGはUBSが格下げ。ケネディクスは減益予想でストップ安。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは940.52ポイントの14.36ポイント安、日経平均は11,207円の99円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は1,433。出来高は21億4,728万株、売買代金は1兆572億円。

今日と明日、モスクワで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で通貨安競争に対する懸念が示されるとの見方から、円相場は2月12日に付けた円安のピークの1ドル=94円46銭から円高方向に向かい、本日は円相場が1ドル=92円60銭まで押し戻されたため、東京株式市場も利益確保の売りに押されました。

東海東京調査センターでは東証1部市場の騰落レシオがピークアウトして約2ヵ月を経過したので、いったん余力を使い果してもおかしくないことや、米国の納税シーズン入りで換金売りが出やすいことから、外国人は先々週の後半からやや買いの手を休めていると解説しています。

自律調整によって日経平均は10,800円程度、ドルは90円程度まで押し目を形成するリスクがある(いずれも日足の一目均衡表の基準線割れ)と見ていますが、調整は再上昇に向けた充電期間と受け止め、押し目買いのタイミングを計りたいと述べています。

円安一服を受けて、トヨタが売られ、みずほフィナンシャルグループ(8411)はUBS証券が投資判断を「Neutral」→「Sell」に引き下げたことで売られました。

不動産ファンドのケネディクス(4321)は2012年12月期の営業利益が前期比15.8%減益の58億3,700万円で、2013年12月期の営業利益計画も45億5,000万円(前期比22%減益)だったため、ストップ安となりました。

日本橋梁(5912)は2013年3月期の純利益見通しを5億円→4億円に下方修正したことで売られました。構造改革費用約1億4千万円を特別損失に見込んだことが理由です。

一方、昭和シェル石油(5002)は2012年12月期の営業利益が前期比75.6%減益の146億9,700万円でしたが、2013年12月期の営業利益は460億円(前期比3.1倍)の見通しが発表されたことで買われました。石油は過去2年平均並のマージンを見ているようです。

日経ジャスダック平均は1,546円の30円安。直近新規公開株のメドレックスと買取王国がストップ高となり、ビューティガレージも大幅高となりました。

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