概況/寄り付き みずほFGと三井住友FGはUBSが格下げ。パイロットは「カンブリア宮殿」で報じられ、高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,180万株、買いは2,480万株でした。

9時16分時点のTOPIXは948.91ポイントの5.97ポイント安、日経平均は11,252円の54円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は458、値下がり銘柄数は1,038。

昨日のNYダウは9ドル安の13,973ドルでした。ユーロ圏の10~12月期のGDPが前期比マイナス0.6%と市場予想のマイナス0.4%よりも減速したことで、欧州株式市場が安くなり、米国市場も売り先行となりました。ただ、米国の週間の新規失業保険申請件数は34万1千件と、市場予想の36万件を下回ったので、NYダウの下げ幅は縮小しました。

今朝の東京株式市場は値下がりしていて、上値の重さや1ドル=92円95銭近辺とやや円高方向なことや、米国株のもたつきなどで手仕舞い売りも出ているようです。

みずほフィナンシャルグループ(8411)はUBS証券が投資判断を「Neutral」→「Sell」に引き下げたことで売られました。目標株価は160円→165円に修正していますが、時価よりも低く、株価の割高感は強まっていると解説しています。

みずほフィナンシャルグループの株価パフォーマンスが他のメガバンクを上回っている一因には、同社の株式エクスポージャーが大きく、株高のメリットを受けやすいことがあるそうです。しかし、株高が実際に銀行のバリュエーションに与える影響は限定的であり、過度な期待が現在の株価を押し上げている可能性がある。また、他のメガバンク対比では、株主還元余地が乏しいことからバリュエーションの潜在的アップサイドも限定的だろうと述べています。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)もUBS証券が投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げたことで売られました。目標株価は3,400円→3,780円にしていますが、堅調な業績と足元の環境改善を踏まえても割安感は縮小と解説しています。

キリンホールディングス(2503)は野村証券が投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げたことで売られました。目標株価は1,350円→1,320円に微調整しています。3ヵ年の中期経営計画で国内総合飲料セグメントの中長期的な視点に立ったブランド価値の向上を目指し、マーケティング投資を積極化していく。そのため、海外事業の利益成長が国内事業の費用増で相殺され、2013年12月期の営業利益は前期比1%増益に留まると予想しています。

一方、パイロットコーポレーション(7846)は昨日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」で、消せるボールペンの「フリクションボール」が大ヒットしていることから、それを生み出すまでの開発努力などが報じられ、株価は値上がりしています。

自動車部品メーカーのTSテック(7313)は野村証券が投資判断を「Buy」継続で、目標株価を1,800円→2,700円に高めたことで注目されました。生産台数増加が予想される北米で相対的に高い利益率を誇る当社の投資魅力は大きい。これまで進めてきた施策の効果もあり、北米の収益性の維持向上は可能と見る。また、中国などアジアでの生産拡大も追い風と紹介しています。

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