「米国株投資の魅力」  第3回 米国株には身近な人気企業がいっぱい。アクセスも向上!

概況


米国株投資の魅力に迫る本連載。最終回は具体的な投資方法などを紹介します。

世界中で親しまれる米国製品

米国企業に対する知識がない――。そんな理由で米国株投資から無意識のうちに距離を置いてしまうのは、投資家として現実が見えていないと言わざるを得ない。米国企業の製品・サービスはかなりの領域で日本人の生活に根付いており、スマートフォンやパソコンを製造販売するアップル、自動販売機を日本中に設置して日本ローカライズ商品の開発も巧みなコカ・コーラ、SNSの代名詞とも言えるフェイスブックなど、枚挙にいとまがない。

図1

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これら米国企業は日本のみならず、世界中で事業を展開していることも大きな特徴だ。例えば洗剤やヘアケア製品を展開するP&G。同社製品は消費者に幅広く認知されているが、世界経済や投資に関心がなければ同社が米国企業であることを知らない消費者もいるほど浸透している。強力なブランド力を有する商品を多数展開するにもかかわらず社名を意識しない利用者がいるほど、製品が生活に密着している。

P&Gのように世界中の消費者が日常的に利用する製品やサービスを提供する米国企業は多い。世界の時価総額上位企業を並べるとその大半を米国企業が占めることからも、グローバル展開度の高さがうかがえる(図1)。

進化を続けるトップ・ランナー

強力ブランドといえばウォルト・ディズニーも代表的なブランド企業だが、最近の取り組みはユニークだ。世界を席巻し、日本でも大ヒットした映画「アナと雪の女王」。これまで徹底した著作権管理で知られた同社がインターネット時代に即した新しいマーケティング戦略をとったことが、世界的大ヒットの背景にある。

主題歌を各国言語で作り直し、映画封切りの数カ月前からプロモーション動画を動画サイトへ大量投入。従来テレビCMではサビだけが披露されていた主題歌をフルバージョンで視聴可能にした。世界中のディズニーファンがスマートフォンなどで繰り返し視聴しただけでなく、覚えて自ら歌い、その様子を動画としてインターネット上で公開すると、ディズニーはこれを黙認。むしろ促すことで、強力なバイラル(口コミ)マーケティングを展開。消費者を巻き込み多大な宣伝効果を得て、同作の大ヒットにつなげた。

このように長い歴史を持つ企業であっても、かつての版権に対して保守的な姿勢を捨て、突き抜けた戦略転換で爆発的なヒットを生み出す。決して最先端技術とは言えないない分野においても、米国企業の競争力は高い。

まずは米国の「平均」に投資する

世界で活躍する米国企業。いざ投資を決意したものの、「銘柄の絞り込みが難しい」という場合。まずは「平均」に投資するのも一法だろう。米国の代表的な株価指数「S&P500」に連動するETF(上場投資信託)などが候補に挙がる。

図2

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株式投資において「平均」は非常に重要な要素だ。「平均」と聞くと、日本人は「特に秀でていない」「平凡」に近い少々後ろ向きなイメージを持ちやすいが、平均を上回るリターンを得るには相当の努力を必要とする。また、ファンドマネージャーが運用するアクティブ型投信の多くが、長期では市場「平均」を下回る運用成績となることからも、「平均」リターンをしっかりと取ることの価値が理解できよう。

米国の場合、GDP(国内総生産)や人口の拡大に裏付けられた堅実な経済成長を続けているため、「平均」リターンを狙っても十分な運用成績を期待できる(図2)。加えてS&P500のような代表的株価指数に連動するETFへの投資は、継続保有コストも低く、四半期ごとに分配金(企業の配当金に相当)が積み上がることも運用上大きな魅力となっている。

高機能ツールと低コストで米国株が身近に

時差や情報量、取引コストなど、これまで数々のハードルが米国株投資の前に立ちはだかっていた。しかしながら、現在は日本にいながらリアルタイムで米国株の売買が可能な時代になった。各種情報を英語ではなく日本語で入手することもできる。

例えばマネックス証券の「トレードステーション」。今年2月より提供が開始された米国株取引ツールで、米国で最も権威のある金融メディアの1つである「バロンズ」で最高評価を獲得するなど、米国の個人投資家にも定評がある。これが日本の投資家も使えるようになっているのだ。

低コスト・世界の投資家と同条件で取引

「トレードステーション」で売買できる米国株は3,000銘柄超。リアルタイムに株価が更新され、150種ものテクニカル指標や過去30年分を超える株価データなどを使ったトレード戦略のバックテストが可能。「逆指値注文」「連続注文」などの注文機能を使えば、日本時間の深夜に株価を見続けることなくリスク管理もできる。

取引手数料は約定代金の0.45%(最低5米ドル、最高20米ドル、ともに税抜)。業界最安値水準で、約定株数に伴う追加手数料もない。主要ネット証券で唯一、特定口座にも対応。日本株や株式投資信託との損益通算が、面倒な手続き不要で完了する。他社で既に米国株取引をしている場合には無料で移管もでき、大変好評を博しているようだ。

山岸大統氏マネックス証券株式会社 アクティブ・トレーダー部
山岸大統氏

米国株をはじめとする外国株取引のプロモーションを担当。優良米国株銘柄をこよなく愛し、セミナーでは米国企業の魅力を熱く語る。

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