千利休のローソク足分析 コマツ、日本電信電話、日本触媒

概況


コマツ(6301) 月足

コマツ(6301) 月足

コマツ(6301) 月足

一目均衡表では抵抗帯(雲)や基準線を上回る好位置をキープしている。2007年10月高値4,090円を起点とした調整波動は、上げ下げを繰り返しながらも底値が切り上がっており、三角もちあいのイメージができよう。短期的には基準線が上昇に転じるタイミングに近く、上方向に動意づけるかが焦点となりそうだ。信用買い残と売り残が拮抗(きっこう)しており、取組妙味の点からも上昇を後押しする公算が大きい。RSI(12月)は50%を上回っており、直前高値69.7%も上回ってくると、昨年5月高値3,095円を目指す勢いがついてくるシナリオが想定される。

上値メドは08年10月安値702円から11年5月高値2,926円までの上昇幅2,224円を、12年10月安値1,439円を起点に当てはめたN計算値3,663円が考えられる。

一方、03年ごろから07年10月高値までの間に形成した中段もちあいの動き、07年10月高値から08年10月安値までの下落波動の中値、その後のもみ合いの中値などが集中する2,220円どころが重要な均衡水準である。12年10月安値から13年5月高値3,095円までの上昇幅1,656円を均衡水準から上げた3,876円どころなども上値メドとして重要となる。

日本電信電話(9432) 月足

日本電信電話(9432) 月足

日本電信電話(9432) 月足

三役好転が続いており、足元の調整一巡後の先高期待は強い。転換線の上昇は一服気味だが、同線が上昇に転じる1月ごろから上昇基調を強められるかが注目される。07年2月高値6,800円は既にクリアしており、大きな上の節目は近くには存在しないとみてよい。信用買い残は上昇基調にあるが、依然として低水準であり主力株として上値の重荷となるほどではないだろう。

一方、12年6月安値3,270円を起点として押し目らしい押しを入れていないこともあり、基準線までの調整も想定される局面だ。RSI(12月)はピークアウトし、今月の終値で直近安値である76.0%を下回ると調整はほほ濃厚となる。ただ、基準線の上昇基調も続く見込みであることから、押し目買いに徹する局面であろう。

中期上値メドとして考えられるのは、12年6月安値から13年5月高値5,650円までの上昇幅に対するE計算値8,030円。1990年代から観測される重要な均衡水準に近い。2007年2月高値から11年3月安値3,220円までの下落幅3,580円を、07年2月高値から上げた1万380円などが挙げられる。

日本触媒(4114) 月足

日本触媒(4114) 月足

日本触媒(4114) 月足

7月高値からの連続陰線で調整一巡感が出てきた局面だ。下値では基準線を意識し、10月相場は長い下ヒゲを形成する可能性が高い。転換線上を維持できれば、11月相場は転換線が上昇に転じる公算が大きく、株価が押し上げられるシナリオは十分あるだろう。横ばいの基準線が上昇に転じるタイミングに近く、基準線の上昇をきっかけに高値更新の展開を想定したい。RSI(12月)は50%水準まで低下しており、再びモメンタムが高まるかが焦点となる。一方、信用買い残は急増し戻り売りが予想される。反発局面でどれだけ整理が進むかが、上値追いの勢いを決める要素となる。

当面の上値メドとして考えられるのは、08年10月安値442円から11年5月高値1,100円までの上昇幅658円を11年5月高値に加えたE計算値1,758円どころとなる。06年5月高値を上回ると08年10月安値が切り上がることになるため、上昇力が強まる公算が大きい。

中長期的には、06年5月高値から08年10月安値までの下げ幅1,061円を06年5月高値に加えたV計算値の2,564円どころ、00年2月安値390円から06年5月高値までの上昇幅1,113円に対するE計算値2,616円どころなどが挙げられる。

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