概況/前引け G20を控え、動きにくい。ジャフコやオリコやアコムなどのノンバンクが売られた。新日本科学は京都大学iPS細胞研究所と、動物試験で安全性や効果を確認する方法を検討で、ストップ高。

概況


TOPX 15分足 MA(25/75)

TOPX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは957.64ポイントの0.62ポイント高、日経平均は11,313円の62円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は666、値下がり銘柄数は872。出来高は18億5,085万株、売買代金は1兆385億円。

モスクワで15~16日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で、各国が通貨安競争に走らないように為替相場を動かす政策を避けることを表明すると報じられ、安倍政権の経済政策の「アベノミクス」の進め方に影響が出る可能性もあることから、本日の東京株式市場は小動きとなっています。

銀行株が小幅安で、ジャフコやオリコやアコムなどのノンバンクが売られました。

日揮(1963)は第3四半期の売上総利益率は13%と、下期の会社計画14.7%を下回ったことで売られました。高採算案件の売上減少が主因で、第4四半期の会社計画は、円安進行などで達成は可能とみるが、利益率の低下は利益成長の鈍化につながるため、今後の動向には注意が必要と三菱UFJモルガンスタンレー証券では解説しています。

一方、新日本科学(2395)は京都大学iPS細胞研究所と、iPS細胞を使ったパーキンソン病治療の実現に向けて共同研究を開始すると発表したため、ストップ高となりました。動物試験で安全性や効果を確認する方法を両社で検討し、確立するのが狙いだそうです。

米国でアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)はサーバー向け半導体が好調で、第4四半期(10~12月)の11億6,000万ドル(約1,030億円)と、アナリストの予想平均の11億5,000万ドルを上回ったことで、時間外取引で買われ、東京株式市場でも半導体製造装置の大日本スクリーン(7735)やアドバンテスト(6857)が買われています。

アサヒグループホールディングス(2502)は発行済株式総数の4.292%に相当する2,000万株を上限とする自社株取得を発表したため、2013年12月期の総還元性向は75%程度となります。また、中期経営計画(2013~2015年)では、向こう3年間の配当性向を30%、総還元性向を50%以上とする目標を掲げました。シティグループ証券ではレーティング「1」継続で、目標株価を2,150円→2,500円に引き上げました。

ラウンドワン(4680)はいちよし経済研究所がレーティングを「A」継続で、フェアバリューを650円→750円に引き上げました。スポットのテレビ広告量を減らす代わりにテレビの冠番組等も行う予定で、宣伝効果から2014年3月期以降の営業利益見通しを上方修正したそうです。

日経ジャスダック平均は1,566円の0.97ポイント安、昨日東証マザーズ市場に新規上場し、初日は買い気配で売買が成立しなかった医薬品開発のメドレックス(4586)は公募価格1,000円に対して、初値が2,200円でその後2,499円まで値上がりし、前引けは2,300円となりました。

本日、東証マザーズ市場に新規公開したビューティガレージ(3180)は公募価格2,300円に対して3,910円買い気配、ジャスダック市場に新規公開した古着や中古雑貨の販売の買取王国(3181)は公募価格900円に対して1,530円買い気配となっています。

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