ZOOM UP 京王電鉄 買い場探し 沿線サービスを強化

概況


住宅リフォーム、温泉施設、ビジネスホテルなど多角化推進

京王電鉄(9008)は買い場探しで臨むところだろう。多摩ニュータウンの人口構成が高齢化していることから、沿線住民へのサービスを強化している。

京王(9008) 週足

京王(9008) 週足

2013年から2トントラックの移動販売車に、京王ストアの肉や魚、野菜などの生鮮品や日用雑貨など約300品目を積み、曜日を決めて、巡回販売を行っているほか、家事代行やリフォームサービスなども提供。「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」を目指している。保育所も7カ所で運営しており、9月から通勤定期券に1カ月定期券なら1,000円追加することで新宿駅と渋谷駅の両方で乗り降りできる「どっちーも」の発売を開始した。

また、高尾山口駅は、高尾山の玄関として、年間約190万人に利用されているが、来年春に日帰り温泉施設を開業する計画。さらに、老朽化したマンションや住宅のリノベーションリフォーム事業を行う「リビタ」は、元は東京電力の子会社だったが、東電が原発事故の賠償金を支払うために、京王電鉄に2012年に売却したもの。沿線の住宅は膨大なので、リノベーション事業の成長性も期待される。

このほか、京王電鉄は、京王プラザホテル以外にビジネスホテルとして「京王プレッソイン」も8カ所(計2,000室)で展開。2015年に都心の赤坂(150室)と八重洲(170室)を開業予定、その後も新設することで3,000室を目指している。

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