概況/前引け グリーは下方修正で下落。戸田建設は赤字拡大で安い。アルプス技研は上方修正を好感。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは966.52ポイントの1.98ポイント安、日経平均は11,344円の24円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は504、値下がり銘柄数は1,052。出来高は19億3,066万株、売買代金は1兆540億円。

グリー(3632)は2013年6月期の営業利益見通しを840億円(前期比2%増益)~740億円(前期比11%減益)のレンジから、600億円(前期比27%減益)~500億円(前期比40%減益)のレンジへ下方修正したため、売られました。
野村証券は投資判断を「Buy」→「Neutral」に、目標株価を2,300円→1,500円に引き下げましたが、国内と海外を両軸とした骨太の利益成長回帰には時間を要すると判断したそうです。

婦人服のルック(8029)は2012年12月期の営業利益は19億7,100万円(前期比82.7%増益)でしたが、2013年12月期の営業利益計画は11億円(前期比44.2%減益)と発表したため、売られました。
海外の新規ブランドの導入や積極的な新規出店策を推し進めることで費用先行となるようです。

戸田建設(1860)は2013年3月期は営業赤字193億円→赤字430億円に下方修正したことで売られました。
クレディスイス証券ではようやく建設業の株価上昇の機会がめぐってきたかと思いきや、業績悪化リスクのほうが高まっていると述べています。
戸田建設は民間建築に特化した企業で、ゼネコン各社の建築事業の粗利益率の悪化を示唆しているそうです。
世間と建設会社各社の誤算は、公共工事だけでなく民間部門においても建設投資は増加していることにあり、巷では「公共工事の増加でゼネコンも潤うはず」という意見を耳にしますが、ゼネコン各社は労務費の上昇で業績悪化に直面する可能性があると述べ、建設セクターの利益確定売りとMARKET WEIGHTを確認すると解説しています。

一方、フェイス(4295)は携帯公式ファンサイト事業を行うエンターメディアの子会社化と、発行済み株式総数の0.87%にあたる1万株を上限とした自社株買いの計画を発表したことで値上がりしました。

アルプス技研(4641)は2012年12月期の営業利益見通しを10億円(前期比30.2%増益)→11億6,200万円(前期比51.3%増益)に上方修正したことで買われました。技術者派遣の契約単価の改善と、稼働工数の増加とコスト削減が寄与しました。

日経ジャスダック平均は1,578円の14円安。アールテックウエノ(4573)は2013年3月期の営業利益予想を6億1,800万円(前期比41.8%減益)→7億9,700万円(前期比25%減益)に上方修正したことで買われました。
レスキュラ点眼液がほぼ予定通りで、受託製造を行っているAMITIZAカプセルが堅調、研究開発費が減少見込みである点が寄与しました。

東証マザーズ市場に新規上場したメドレックス(4586)は医薬品の貼付剤の開発を行っていて、強みは皮膚での薬物浸透性を高めるイオン液体の技術にあるそうです。公募価格1,000円に対して、1,700円買い気配となっています。

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