概況/前引け 東京市場は全面安、世界経済への警戒や円高が重し。自動車や機械などが安い

概況


前引けの日経平均は15,552.26円の231.57円安、TOPIXは1,271.78の19.11ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は1,523。出来高は11億7,785万株、売買代金は1兆706億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

東京市場は全面安。独経済指標の悪化やIMFの世界経済成長見通し引き下げから、昨日の欧米株式市場が下落したことが嫌気。リスク回避による円高も警戒。輸送用機器や鉱業、空運、情報通信、機械など安く、業種別では水産農林の1業種のみがプラス。

個別銘柄では、指数寄与度の高いソフトバンク(9984)が安く、トヨタ(7203)マツダ(7261)も軟調で、欧州景気の悪化懸念で電動工具メーカーのマキタ(6586)や工作機械のDMG森精機(6141)など欧州売上比率の高い企業も安い。NIPPO(1881)大林組(1802)なども下落。バルチック海運指数の下落や世界経済の減速懸念から、商船三井(9104)が一時年初来安値を更新。

一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が新規「Overweight」としたエムスリー(2413)が堅調で、上方修正からアパレルのパル(2726)も上昇。青色LEDの発明で中村修二教授や赤崎勇教授などがノーベル物理学賞を受賞したため、LED関連とした日本ライトン(2703)シーシーエス(6669)星和電機(6748)などが高い。村上春樹氏のノーベル文学賞受賞期待も強まり、丸善CHI(3159)が買われ、文教堂G(9978)がストップ高。

なお、東証2部に本日上場したヤマシンフィルタ(6240)は、公開価格2,800円に対して19.6%高となる3,350円で初値を形成、前引けは3,615円となっています。

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