概況/前引け 東京市場は失速、米雇用統計を控え様子見。その他金融や不動産などが安い

概況


前引けの日経平均は15,702.48円の26.30円高、TOPIXは1,296.26の0.13ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は793、値下がり銘柄数は837。出来高は10億4,599万株、売買代金は8,506億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

ドル円が一時1ドル=105.71円と2008年10月以来、ほぼ6年振りの水準となったことで、東京市場は買い先行。ただ、寄り付きが高値で、その後は伸び悩み。米雇用統計の発表から様子見ムードで、ドル円も上げ幅を縮めている点が重しに。

業種別ではガラス土石やゴム、輸送用機器、保険、電機などが堅調で、円安メリットの大きい業種が多いようです。反面、鉱業や空運、その他金融、不動産、陸運と、ECBの積極姿勢に対して日銀の見送り姿勢に不満を感じさせる顔ぶれに。

個別銘柄では、トヨタ(7203)が小幅高にとどまり、ソニー(6758)は小幅安、古河電池(6937)は利食い売りに反落、熊谷組(1861)鉄建(1815)も冴えない。大平洋金属(5541)はフィリピンで未加工の鉱石輸出を制限する法案が上院に提出されていることが警戒。メディアシーク(4824)は下方修正からストップ安売り気配。

一方、マネパG(8732)M2J(8728)が円安、為替のボラティリティ上昇から高く、帝国繊維(3302)は海外の爆発物検知器を輸入販売しているので東京五輪開催に向けたテロ対策で商機と期待。メリルリンチが格上げしたトレンドマイクロ(4704)が高く、東京精密(7729)はSMBC日興証券がレーティングを引き上げ、コーセーRE(3246)は決算から一時ストップ高。ユークス(4334)は上方修正からストップ高買い気配に。

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