概況/前引け 円安加速から、東京市場は上げ幅を拡大。これまで圏外にあった証券やノンバンク、不動産の上がりが目立つ

概況


前引けの日経平均は15,575.82円の121.37円高、TOPIXは1,289.10の9.46ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,111、値下がり銘柄数は544。出来高は11億2,638万株、売買代金は9,262億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

東京株式市場は上昇を強めました、円相場が一時103.96円と円安が加速したことが支援材料となりました。7月29日~30日開催分のFOMC議事録では「多くの委員が労働市場の改善やインフレ率が予想より早いペースで起きた場合、想定より早く緩和策の解除を始めるのが適切」という認識が示されました。想定よりもタカ派的な内容だったため、米国金利が上昇し、ドル高円安に向かっています。

日経平均はこのまま行くと本日で9連騰となりますが、2009年7月や昨年12月にあった9連騰と並び、1990年以降では最長の続伸記録となります。09年7月の時の上げ幅は1,038円、昨年12月は1,138円だったので、今回は前引けの段階で797円なので、過熱感はあまり感じられないという解説も聞かれました。

相場上昇を受けて、これまで物色の圏外にあった野村HD(8604)などの証券株や、アイフル(8515)クレディセゾン(8253)などのノンバンク、レオパレス21(8848)住友不動産(8830)などの不動産株の値上がりが目立ちました。

その他、マツダ(7261)は2017年に実質無借金の見通しと報じられたことが好感され、東洋エンジ(6330)はマレーシア国営石油会社ペトロナスからプラントを受注したことで大幅高。オカモト(5122)は手袋を生産しているので、エボラ出血熱関連の思惑が寄せられたようです。

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