概況/寄り付き ニコンが下方修正で売り気配の始まり。昨日賑わったトヨタや三菱重工も揉み合い。JUKIはソニーと電子部品実装機事業の統合を目指し、協議開始で高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

 今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが2,850万株、買いは2,400万株でした。
 
 9時15分時点のTOPIXは971.99ポイントの3.17ポイント高、日経平均は11,418円の44円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は855、値下がり銘柄数588。

 昨日のNYダウは7ドル高の13,986ドルでした。スペインの政局不安やECB理事会を控えた欧州株式市場が下落し、米国株も一時下落しましたが、米国企業の決算発表に下支えられました。
 オンラインゲームのジンガが予想を上回る決算を発表したため大幅高となり、通期の利益率を上方修正したラルフローレンや増配を発表したタイムワーナーも上昇しました。

 今朝の東京株式市場は昨日の日経平均が416円高と急騰したため、過熱警戒感も抱かれ、日経平均は小反落して始まっています。
 
 ニコン(7731)は一眼レフなどレンズ交換式デジタルカメラで販売競争が激化し、価格が急速に下落したため、2013年3月期の営業利益予想を720億円(前期比10%減)→480億円(前期比40%減)に下方修正したことで売り気配となっています。
 UBS証券は「Buy」→「Neutral」に、目標株価は3,000円→2,600円に引き下げました。

 昨日は業績上方修正を発表したことで急騰したトヨタも今朝は揉み合いとなり、同じく上方修正で好感された三菱重工も今朝は足踏みとなっています。

 クボタ(6326)は通期の営業利益予想を1,050億円(前期比0.6%減)→1,070億円(前期比1.2%増)に上方修正しましたが、小幅に留まったため、値下がりしています。
 ただ、UBS証券では海外子会社の決算12月のため、為替円安効果の本格化は来期からになると指摘し、来期は円安効果が他社より大きく、2008年3月期に記録した過去最高の営業利益1,369億円の更新も視野に入ると予想し、投資判断「Buy」継続で、目標株価は1,100円→1,300円に引き上げました。
 
 JUKI(6440)はソニー(6758)と電子部品実装機事業の統合を目指し、協議を始めたと発表したことで買われました。
 JUKIは中・低速機の実装機を製造・販売し、ソニーは高速機や検査機などを手がけるため、製品ラインアップに重複が少なく、高いシナジーが見込めるそうです。

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