概況/前引け 欧米株が安く、東京市場も続落。ただ、下値抵抗も

概況


前引けの日経平均は15,176.27円の40.20円安、TOPIXは1,254.08の5.17ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は399、値下がり銘柄数は1,258。出来高は11億6,077万株、売買代金は9,939億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

ポルトガルの銀行不安から、欧米市場が軟調で、東京市場も朝方は日経平均で114円安まで売られました。ただ、その後は下げ幅を縮めています。国債の安全性を図るCDSスプレッドがポルトガルやイタリアではほとんど変わっていないので、個別の問題で、信用リスクは全体には広がらないと見られているようです。また、日経平均は昨日まで4日続落でしたが、日銀が3日連続でETFを144億円ずつ買ったので、今日も買いを入れてくるという期待も下支えとなっています。

業種別では海運やその他金融、証券、電力ガス、保険などが安く、鉱業や空運、医薬品、石油、情報通信などはシッカリです。

アリババが7月末にIPOの手続きを始めると、ウォールストリートジャーナルが報じたことで、ソフトバンク(9984)が含み益期待から小幅高に持ち直しました。ただ、ファーストリテ(9983)ファナック(6954)は安く、ホンダ(7267)はリコールを発表したことで売られています。

主力株が動きにくいので、仕手系に資金が向かい、沖電線(5815)が大幅続伸、宮越HD(6620)もストップ高。アイフル(8515)も7日振りに反発。ジェイアイエヌ(3046)は決算が好感され、古野電気(6814)は上方修正が好感、キヤノン(7751)は業績観測記事から堅調推移。

一方、ゲーム開発会社のトーセ(4728)は下方修正が嫌気され、津田駒(6217)も下方修正で軟調。

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