概況/大引け 東京市場はほぼ全面安で、4日続落。米国市場の反発も、機械受注が大幅悪化が嫌気

概況


大引けの日経平均は15,216.47円の86.18円安、TOPIXは1,259.25の11.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は1,465。出来高は19億7,386万株、売買代金は1兆6,706億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

米国市場が3日ぶりの反発も、東京市場は大引けにかけて下げ幅拡大で、ほぼ全面安。5月の機械受注が前月比19.5%減と、市場予想の0.7%増を大きく下回ったことで、景況感の悪化が警戒。

なお、海外投資家からオーバーナイトの売りが来ていたので、機械受注の結果に関係なく、売り注文は執行されたとの指摘もありました。

業種別では証券が安く、海運や機械、パルプ紙、情報通信、銀行、ガラス土石なども軟調で、上昇は空運の1業種のみ。

個別銘柄では、ファナック(6954)がアジアのFA化で恩恵を受けると下値抵抗も、日精樹脂工業(6293)油研工業(6393)日本トムソン(6480)が売り優勢。企業の設備投資意欲が減退すると銀行の融資も回復しないという懸念から三井住友(8316)三菱UFJ(8604)も軟調。トヨタ(7203)ソフトバンク(9984)キヤノン(7751)三井物産(8031)といった主力株の値下がりも目立ちました。

ベネッセ(9783)は顧客情報流出で会員離れが警戒され売られ、情報を利用したと報じられたジャストシステム(4686)はストップ安。

一方、主力株が軟調なため材料株に資金が向かい、沖電線(5815)が大幅反発、ミクシイ(2121)は全市場で売買代金トップに。ゲームへの期待からマーベラス(7844)が高く、サマンサタバサ(7829)日本電線工業(5817)が上方修正から大幅高、日進工具(6157)は1対2の株式分割が材料視。

なお、本日JASDAQに新規上場した鳥貴族(3193)は、公開価格2,800円の2.2倍となる6,180円で初値を形成、7,180円で初日の取引を終えています。

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