概況/大引け 東京市場は小幅安でのもみ合い。材料難から様子見姿勢が強く、主力株は見送り、材料株物色に

概況


大引けの日経平均は15,379.44円の57.69円安、TOPIXは1,279.87の5.37ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は624、値下がり銘柄数は1,025。出来高は16億8,193万株、売買代金は1兆4,137億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

独立記念日で4日が祝日であったことから、米投資家からの注文が少なく、連休明けの株式市場の反応も見守られ、東京株式市場は見送りムードが強い状態でした。

今週は米国で地区連銀総裁の講演が多いので、発言に一喜一憂しそうという見方や、日本企業の決算発表が7月下旬に始まるので、それまでは動きにくいといった解説も聞かれました。GPIFが3月に国内株を約2,500億円買い増したと発表しました。5月と6月は信託銀行経由の買い越しが1兆円近かったので、国内株の構成比は18%近くに上昇していて、今後は積極買いは期待できないのではないかといった見方も一部では警戒されています。

業種別では鉱業やノンバンク、石油、卸売、紙パルプなどが冴えず、その他製品や証券、電力ガスなどがが堅調。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)トヨタ(7203)日立(6501)三井住友(8316)といった主力株が小動きで、材料株を物色する展開に。ソフトブレーン(4779)は米Appleコンサルタント・ネットーワークに参加したことで3日連続ストップ高。FCV(燃料電池自動車)関連としてチノー(6850)オーバル(7727)日抵抗器(6977)日インター(6974)などが急騰。

MVNO関連の一角も物色対象となり日本通信(9424)は2位に大差をつけて全市場で売買代金トップ、ワイヤレスG(9419)日本テレホン(9425)エキサイト(3754)も高い。リクルートが10月に東証に上場する見通しとNHKが報じ、含み益期待で図書印刷(7913)が大幅高。東海東京調査センターが新規「1」に設定した電算システム(3630)も上昇。決算を発表したアスクル(2678)も大幅高。

一方、不動産流動化事業のトーセイ(8923)は決算が嫌気され売られ、イオン(8267)ミタチ産業(3321)も決算から売り優勢に。

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