概況/大引け 後場に入り持ち直し、日経平均は小幅続伸。成長戦略の閣議決定に期待。日本ケミコンとニチコンはカルテル容疑で下落

概況


大引けの日経平均は15,376.24円の6.96円高、TOPIXは1,268.50の1.02ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,127、値下がり銘柄数は529。出来高は20億1,359万株、売買代金は1兆8,650億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

昨日のNYダウが7日振りに小反落となり、東京株式市場も前場は軟調。しかし、政府の成長戦略の改訂版が夕方に閣議決定されるため、売りも限定的で、後場は小幅高に転じました。

業種別では水産農林や食品、空運、電力ガス、小売、医薬品などが堅調な反面、鉱業や不動産、鉄鋼、輸送用機器、銀行、証券などが軟調。

個別銘柄では、第一工業製薬(4461)がストップ高、関西大学などと共同開発した「イオン液体リチウム2次電池」が世界で初めて人工衛星に搭載され、宇宙空間で実証実験することが材料視。また、人工関節新製品の薬事承認取得で日本エム・ディ・エム(7600)もストップ高に。

ナスダックに3Dプリンターのマテリアライズ社が上場することで、東京市場でも3Dプリンタ関連として理経(8226)群栄化学(4229)MUTOH(7999)が物色。エーザイとのライセンス契約でナノキャリア(4571)が高く、上方修正で象印(7965)も急騰、「Fujisan Free Wi-Fi プロジェクト」への参画でワイヤレスゲート(9419)も値上がり。パイオニア(6773)がAV機器事業をオンキヨー(6628)と投資ファンドの連合に売却すると報じら、両社とも上昇。

反面、昨日はオリックス(8591)による買収が報じられストップ高となったアーク(7873)は、1株55円のTOB価格から一転してストップ安。日本ケミコン(6997)ニチコン(6996)は、コンデンサーの価格カルテルの疑いで公正取引委員会が立ち入り検査と伝わり後場急落。

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