概況/寄り付き NYダウが史上最高値まであと150ドル強に迫り、ドル高円安も好感。NECとJFEは大和証券が「3」→「1」で高い。森精機は経常利益の上方修正で値上がり。

概況


今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,870万株、買いは2,080万株でした。
 
・9時17分時点のTOPIXは951.12ポイントの8.47ポイント高、日経平均は11,250円の58円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,225、値下がり銘柄数は313。

TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

 先週金曜日のNYダウは149ドル高の14,009ドルとなり、史上最高値だった2007年10月に記録した14,164ドルに150ドル強に迫りました。
 1月の雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが前月比15万7千人増加と市場予想を下回ったものの、12月分が同15万5千人増→19万6千人増に上方修正され、全体には順調な雇用回復を裏付けたと解釈されました 
 1月のISM製造業景気指数も53.1と、前月比2.9ポイント上昇したことも手伝い、米国景気に対する楽観論が広がりました。

 ドルが買われ、NY市場では一時1ドル=92円97銭まで円安が進みました。

 週明けの円相場は1ドル=92円67銭近辺の取引となっています。
 東京株式市場はトヨタや日産などの自動車株が買われ、NECやソニーなどの電機株も値上がりしています。

 NEC(6701)は大和証券がレーティングを「3」(=中立)→「1」(=買い)に引き上げ、目標株価は285円と解説しました。1月31日に発表された10~12月期決算の営業利益は244億円で、前年同期比では326億円の増益となり、大和証券の予想だった50~100億円の黒字見通しを大きく超過したことが理由です。
 パソコン製造販売事業はレノボに売却され、ルネサスエレクトロニクスなど半導体事業は臨時株主総会後に分離。携帯電話の赤字負担が重かった「パーソナルソリューション」事業も、9月末の2,400人転身が一段落し、総じて事業の構造改革は一段落し、四半期ベースで黒字が定着するまで構造改革が進み、投資リスクも減退していると指摘しています。

 JFEホールディングス(5411)も大和証券がレーティングを「3」(=中立)→「1」(=買い)に引き上げ、目標株価3,000円と評価したことが注目されました。
 2013年3月期の経常利益を会社計画では450億円(前期比15%減益)としていますが、大和証券では620億円(前期比17%増益)とみていて、続く来期2014年3月期の経常利益は3,000億円(前期比384%増益)と予想しています。
 来期は円安効果が本格的に発現すると見ています。

 森精機(6141)は2013年3月期の経常利益見通しが30億円(前期比49%減)→40億円(同32%減)に上方修正されたことで買われました。

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