2年前のフェイスブックは… アリババ上場の余波を探る

概況


12日の米国市場では、値動き最優先の「モメンタム銘柄」が復調を強め、リスク・オンムードを後押し。ツイッターが6%近い上昇を示し、低迷の続いてきたNASDAQ指数も3月高値からの押し幅半値戻しに迫った。

とはいえ、きっかけ1つで状況一変となるのが、この手の銘柄群。いくつかある“変数”の1つとして、前週6日に米国で上場申請を行ったアリババの余波にも留意。

2年前に大型上場として話題をさらったフェイスブックの上場時の資金調達額は当時の為替レートで約1兆3,000億円。上場日が近づくにつれ、ほかの銘柄に換金売りが出て、NASDAQ大幅安につながった。

アリババの場合、2兆円との試算もあるだけに、やはり警戒が必要ということか。

ただ、フェイスブックの場合、上場申請が2012年2月1日、その後、3月27日高値に向けて急伸。大きく崩れたのは5月に入ってから。上場日(5月18日)の安値で申請後の上げ分を帳消しにした。

アリババ上場は9月以降に想定され、換金売り懸念にはまだ早い。

フェイスブックの例に照らせば、まだしばらくNASDAQ上昇が期待される場面か。

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