旧村上ファンド“復権” 株主提案議案が話題に

概況


今年の株主総会集中日は6月27日。

アイネス(9742) 週足

アイネス(9742) 週足

まだ先の話のようにも思えるが、そろそろ株主提案が活発化するタイミングでもある。

会社側が株主提案に関するリリースを発行したのは、4月24日のJT(2914)と5月7日のアイネス(9742)で、ともにアクティビスト(モノ言う株主)による株主提案に対する会社側の意見を表明したものだ。

このうち、JTに対する英ザ・チルドレン・インベストメントの提案は“定例行事”のようなものだが、注目されるのはアイネスに提案した2投資事業組合。

代表者として記されていたストラテジックキャピタルの丸木強氏と言えば、「旧村上ファンド幹部」として知られる存在だ。

会社側の見解は増配を求める株主提案議案に反対するというものだったが、先にIHIへの投資を明らかにした米投資ファンド、サード・ポイントなどの動きと合わせ、アクティビスト復権を印象付ける格好となっている。

なお、丸木氏側は同じくキャッシュリッチ企業で、12月決算の大和冷機(6459)にも増配提案を行い、3月下旬の総会で否決されたが、一般株主の過半数は株主提案に賛成だったとか。

総会本番に向けての1カ月半、株主側の圧力が高まる可能性が高く、こうした動きからは目が離せない。

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