概況/前引け TOPIXは933.77ポイントの0.90ポイント安、日経平均は11,046円の67円安。米雇用統計を前に動きにくく、輸出関連は小幅安。三井住友FGは9ヵ月で通期計画を上回る。住金物産は上方修正と増配を好感。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

 前引けのTOPIXは933.77ポイントの0.90ポイント安、日経平均は11,046円の67円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は673、値下がり銘柄数は871。出来高は17億6,129万株、売買代金は1兆689億円。

 前日の米国では第4四半期のGDPが年率換算で前期比0.1%減と減少し、NYダウが14,000ドルの大台に接近したことや、金曜日の雇用統計を見極めたいとのムードも高まり、FOMCの声明で経済活動の伸びはここ数カ月で停滞したと記されたことをきっかけに売られ、44ドル安の13,910ドルとなりました。

 日本でも米国の雇用統計を前に動きにくいことや、12月の鉱工業生産が前月比2.5%増と2ヵ月振りの上昇となったものの、市場予想の4.1%増は下回ったことも手伝い、東京株式市場は反落し、ソニーやキヤノン、トヨタなどの輸出関連は小幅安となりました。
 
 反面、三井住友フィナンシャルグループ(8316)は第3四半期累計(4~12月期)決算の当期利益が5,504億円(前年同期比33.9%増)と9ヵ月で、年間の通期目標の5,400億円(前期比4.1%増)を達成したことで買われました。
 株式関係損益の9月末比大幅な改善や与信費用の低位安定が寄与したそうです。

 三菱UFJフィナンシャルグループなどの他の大手行の決算も同様に良さそうという期待も抱かれました。
 
 岡三証券(8609)は第3四半期累計(4~12月期)決算の営業利益が49億5,600万円と、前年同期の赤字9億1,000万円から業績改善を見せたことで買われました。

 住金物産(9938)は子会社の業績改善や持分法適用会社のタイの工業団地の業績改善を受けて、今期の純利益見通しを78億円(前期比8.3%増)→93億円(前期比29.1%増)に上方修正し、年間配当予想も1株当たり12円(前回予想8円+増配2円+イトマンとの合併20周年の記念配当2円)としたことで買われました。

 アパレルのネット通販会社のスタートトゥデイ(3092)は通期の営業利益計画を104億円(前期比35%増)→78億円(前年並み)に下方修正しましたが、クレディスイス証券から想定されうるシナリオの下限値が示されたという印象と報告されたこともあり、株価は値上がりしました。
 ポイント還元率を1%に変更する2月1日以降の商品取扱高(2、3月の2ヵ月間)を前年比微増と予算組みした上で、買取ショップ事業の原価率も高めに設定されている蓋然性が高いと指摘しています。

 ダイヘン(6622)はNHKのニュースで太陽光で発電した電力を変換するパワーコンディショナーの生産が繁忙状態にあると報じられ、ダイヤモンド電機(6895)も家庭用パワーコンディショナーに本格参入したと報じられたことで関心を集めました。

 日経ジャスダック平均は1,573円の1円高。ナノキャリアやタカラバイオなどのバイオ関連が続落となっています。
 
 自民党が夏の参院選から交流サイト(SNS)を使った選挙運動を解禁する方針と報じられ、選挙でツイッターを利用する候補者も増えそうという期待からデジタルガレージ(4819)が買われました。

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