概況/大引け 前場は買われたものの、後場は冴えない展開。日立金属や太平洋工業が増益計画を好感

概況


大引けの日経平均は14,429.26円の24.27円高、TOPIXは1,169.99の5.09ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,202、値下がり銘柄数は474。出来高は20億5,452万株、売買代金は1兆7,578億円。

TOPIX 日足

TOPIX 日足

TPP交渉は合意に至りませんでしたが、日米共同声明で「TPP合意に向け大胆な措置を講じる決意」と述べたことから、前場は日経平均で一時約150円高まで上昇しました。しかし、麻生副総理兼財務相がTPP交渉について、11月の中間選挙前での妥結は難しいという見解を示したために、後場は押し戻され一時マイナス圏に沈む場面も。

業種別では、鉱業やノンバンク、医薬品、ゴム、小売りなど堅調な一方、不動産や証券、精密などが冴えない展開。

個別銘柄では、今期減益見通しを発表した日本車輌(7102)OBC(4733)資生堂(4911)日野(7205)などが軟調な展開。テルモ(4543)は、米子会社の工場に対するFDAの査察結果で、工場製品の部分的な販売制限の解除が叶わず、追加の改善費用30億円が発生すると発表したことが嫌気。

一方、日立金属(5486)太平洋工業(7250)が今期の増益計画で高く、日信工業(7230)も決算が好感。日産化学(4021)は京都大学と共同でiPS細胞を大量に増やす新しい培養法を開発したと報じられ堅調。旭ダイヤモンド工業(6140)は大和証券がレーティングを引き上げ、ブックオフ(3313)ヤフー(4689)との資本業務提携が材料視。

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