概況/前引け 追加緩和期待から、東京市場は下げ渋り。ただ、薄商い

概況


前引けの日経平均は13,944.43円の15.62円安、TOPIXは1,139.41の5.32ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,086、値下がり銘柄数は549。出来高は8億3,936万株、売買代金は7,618億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

米国の続落、ナスダックの4,000ポイント割れも、週明けの東京株式市場はあまり売られず、先週末の終値近くでの揉み合いとなっています。

4月8日に黒田日銀総裁が「現時点では追加緩和を考えていない」と説明したことや、その後の米国株の下落、円高で東京株式市場の調整に拍車がかかり、日経平均は先週金曜日に14,000円を割り込みました。しかし、ウォールストリートジャーナル紙が安倍首相が今月中に黒田日銀総裁と会談する見通しと報じたため、追加緩和を要請するという見方も抱かれています。

業種別では、鉱業や輸送用機器、石油、保険、食品などが堅調な一方、海運やゴム、ガラス土石、空運などがマイナスに。

個別銘柄では、みずほ証券の格上げからトヨタ(7203)が買われ、日銀に対する追加緩和圧力への期待から、三菱UFJ(8306)などの銀行株、三菱地所(8802)などの不動産株もシッカリ。

一方、シャープ(6753)は2,000億円規模の資金調達を検討していると報じられたことで売られ、ファーストリテイリング(9983)は先週の下方修正の流れが継続、中国経済への警戒感からコマツ(6301)ファナック(6954)も冴えない。

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