概況/前引け 東京市場は反落スタートも、11時頃にプラス浮上。日銀追加緩和期待で不動産やノンバンクが続伸

概況


前引けの日経平均は15,091.33円の19.45円高、TOPIXは1,217.87の1.10ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は828、値下がり銘柄数は767。出来高は8億6,591万株、売買代金は7,430億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

雇用統計を控え昨日のNYダウは様子見ムードが強まり、本日の東京株式市場も反落して始まりました。しかし、本日の日経平均の安値は9時1分の15,000円(前日比71円安)で、大台は下回らず、その後は下げ幅を縮め、11時頃にはプラス圏に浮上しています。

3月の米雇用統計は寒波の悪影響が後退し、前月比20万人程度の増加となりそうで、米国株高やドル高円安をもたらすと期待されていることも、東証の下げに歯止めを掛けたようです。ただ、強すぎた場合には、利上げに対する警戒感が抱かれるといった見方も聞かれました。

政府が人手不足が深刻な建設業で外国人労働者の受け入れを拡大する緊急措置を決定すると報じられ、不動テトラ(1813)ライト工業(1926)五洋建設(1893)などの国土強靱化関連が情緒。南米チリ沖地震により日本へ津波が到来したことも、防災意識を喚起させたようです。

来週7-8日に日銀金融政策決定会合が開催、追加緩和は4月ではなく、7月という予想も増えている中、黒田総裁がゼロ回答による失望売りを防ぐためも何らかのリップサービスを行うのではないかといった期待から、不動産株やノンバンクは続伸しています。

その他、戸田工業(4100)が、独BASFと日本でリチウムイオン電池用正極材の合弁事業に向けた協議を開始と発表し大幅高。一方、ソフトバンク(9984)が安く、富士通(6702)はゴールドマンサックスによる格下げが嫌気されています。

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