概況/大引け 配当落ち分を埋めた年は、年間好調との期待も。消費関連が高い

概況


大引けの日経平均は14,622.89円の145.73円高、TOPIXは1,176.90の4.83ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は920、値下がり銘柄数は756。出来高は25億8,396万株、売買代金は2兆4,748億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

米国とEUの首脳会談で、ロシアがウクライナへの侵攻を進めた場合、ロシアのエネルギー産業に対する制裁を検討したため、昨日の米国株は売られ、日経平均も9時32分には14,227円(前日比249円安)まで下落しました。

しかし、後場は下げ幅を縮め、午後1時過ぎには前日比プラス圏に浮上。配当落ち分が再投資されていることや、新年度入りによる新規資金の流入期待などが下支えし、切り返しました。

本日の配当落ち分は約104円と推計されていますが、3月の権利落ち日に落ち分を埋めて上昇した年は2003年~2006年と2009年、2013年で、いずれもその年の株価パフォーマンスは良かったことも支援材料となりました。

ファーストリテイリング(9983)が日経平均を牽引し、セブン&アイ(3382)は傘下のセブンイレブンがJR西日本と提携し駅構内にコンビニを出店すると報じられたことが好感。消費関連は消費増税の悪影響が警戒されてきましたが、悪材料も織り込み済みという見方から多くの銘柄が上昇。

ただ、ソフトバンク(9984)は安く、証券や保険、ノンバンクも軟調で、配当利回りの高い商社株も配当落ちで値下がり。

その他、トヨタ(7203)が自社株買いを好感して値上がりし、マツダ(7261)は4年ぶりの復配が好感。第三四半期決算を発表した日本オラクル(4716)も堅調で、国内ITインフラ投資が回復してきているという見方から、IIJ(3774)富士通(6702)も高い。

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