概況/前引け 米国株の反発を好感したが、14,569円上値に伸び悩む。消費増税の悪影響を見守り、積極的には動きにくい模様

概況


前引けの日経平均は14,456.00円の32.81円高、TOPIXは1,169.28の5.58ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,077、値下がり銘柄数は605。出来高は11億1,063万株、売買代金は1兆192億円。

昨日の米国株の反発が好感されましたが、日経平均は9時4分の14,569円(前日比146円高)で頭打ちとなり、前日比マイナスの場面も見られました。

日経平均 日足

日経平均 日足

4月からの消費税引き上げによる景気減速がどの程度かを見守る動きで、買いにくい面もあるようです。その他、海外投資家のアベノミクスに対する期待が剥落しつつあることも重石に。岡三証券では日経平均の予想PERが3月20日に、民主党政権時に逆戻りする水準にまで低下したと指摘しています。日経平均は200日移動平均線が14,509円の水準にあり、14,500円レベルは上値が重いとも見られています。

ただ、新年度入りによる新規資金流入も期待されているので、大きな値下がりも回避され、小幅高での横這いとなっています。

トヨタ(7203)日立(6501)三菱重工(7011)などは値上がりの反面、ソフトバンク(9984)ファナック(6954)ホンダ(7267)は小幅安。昨日は株主優待券や配当取りの目的で買われた京王電鉄(9008)などの電鉄株も反落。消費税増税前の駆け込み需要の反動が警戒され、LIXILグループ(5938)などの住宅関連も冴えない。

その他、日本化薬(4272)は野村証券が投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げたことが嫌気され、一方、マーベラスAQL(7844)はゲームの「剣と魔法のログレス いにしえの女神」が累計で100万ダウンロードを突破したことが材料視。サンケン電気(6707)はCCFLから撤退することを発表したことで収益改善が期待されています。

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