概況/前引け 東京市場は持ち直し。ノンバンクや不動産は安いが、地銀が値上がり

概況


前引けの日経平均は14,425.14円の50.16円安、TOPIXは1,163.63の0.59ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,178、値下がり銘柄数は535。出来高は13億7,436万株、売買代金は1兆2,132億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

TOPIXはプラス圏に浮上。欧米株の下落から東京株式市場も軟調なスタートも、日経平均は9時37分の14,312円(前日比163円安)を安値に下げ幅を縮める展開。年度末に向けて、ファンドの基準価格を引き上げるようなお化粧買いへの期待もあるようです。

業種別では鉱業が高く、倉庫運輸や陸運、紙パルプなども堅調。反面、ノンバンクや保険、情報通信、証券などは冴えない。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)が3%を超える下落の一方、トヨタ(7203)ファナック(6954)が持ち直し、三井物産(8031)キヤノン(7751)も小幅高。バリューコマース(2491)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を新規「Outperform」に設定したことが好感。

仙台のじもとホールディングス(7161)中国銀行(8382)岩手銀行(8345)など地銀株が堅調。PBRが低いことはプラス要因ですが、貸出金利低下で収益力の低下が続くと見られているので、積極的な買いの理由は見当たらず、これまでのショートポジションの巻き戻しに過ぎないといった見方がなされています。1月半ばに金融庁畑中長官がは地銀・第二地銀に対して「経営統合も重要な選択肢」と言及しているため、収益力低下に伴う再編期待は醸成されていそうです。

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