概況/前引け TOPIXは889.39ポイントの1.60ポイント高、日経平均は10,524円の37円高。GSが12ヵ月後のTOPIX目標水準を1,000→1,100に引き上げた、中国でHSBCの1月製造業購買担当者景気指数が51.9と2年振りの高水準も好感。グリーとDeNAはSMBC日興証券が10~12月期の前四半期比減益予想で下落。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

 前引けのTOPIXは889.39ポイントの1.60ポイント高、日経平均は10,524円の37円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は680、値下がり銘柄数は857。出来高は16億3,324万株、売買代金は8,542億円。

 朝方は、22日の日銀金融政策決定会合で、2014年の資産買入基金の増加が年間10兆円に留まることが失望されていることから、日経平均は寄り付きは10,441円(前日比45円安)で始まりましたが、10,500円以下では押し目買いも入り、小幅高となりました。
 ゴールドマンサックス証券が12ヵ月後のTOPIXの目標水準を1,000ポイント→1,100ポイントに引き上げたことや、中国でHSBCから発表された1月の製造業購買担当者景気指数が51.9と2年振りの高水準になったことも好感されました。
 
 アイフルや野村ホールディングスに押し目買いが入り、中国の製造業購買担当者景気指数の改善で、コマツやユニオンツールやOSGなども堅調となりました。
 
 新興市場のバイオ人気の波及で栄研化学が高くなっています。

 ジャフコ(8595)は第3四半期(10~12月)の営業利益が23億5千万円と第2四半期の6億6千万円に比べて拡大したことが好感されました。豊富な上場有価証券の含み益や充実したイグジットパイプラインから、来期も継続的な増益基調が期待されています。
 
 ワコム(6727)は韓国サムスン電子のスマートフォン向けのペンセンサーシステムが伸びているため、2013年3月期の営業利益見通しを66億円(前期比62%増)→78億円(同92%増)に上方修正し、1株当たりの配当金も3,500円→4,000円に増配した(前期は3,000円配当)したことで買われました。

 一方、関西電力(9503)の大飯原発(福井県)の敷地内で活断層か否かが議論となっている断層について、専門家調査団の団長役で原子力規制委員会の島崎委員長代理は23日に、「地滑りの可能性が強まった」との認識を示したため、関西電力以外にも電力各社が売られました。

 DeNA(2432)とグリー(3632)はSMBC日興証券から10~12月期は、7~9月期に比べて減益と報告され売られました。
 DeNAの10~12月期の営業利益は前四半期比8.3%減益の187億円と予想し、オフシーズンに入った横浜ベイスターズの利益減と「comm」のプロモーションなどの先行投資が影響しているそうです。
 グリーの10~12月期の営業利益は前四半期比4.4%減益の150億円と予想し、海外展開の先行費用や国内プロモーション増加を指摘しています。

 日経ジャスダック平均は1,540円の5円高。3Dマトリックスは外科手術に使う止血材の年度内の承認期待から昨年来高値を更新しています。
 ナノキャリアやタカラバイオなどのバイオ関連が引き続き、まとまって物色対象となっています。

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