概況/前引け 円安好感も、米雇用統計を控え伸び悩み。経産省の3Dプリンタープロジェクトで群栄化学と日本電子が高い

概況


前引けの日経平均は15,220.05円の85.30円高、TOPIXは1,234.99の6.63ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,192、値下がり銘柄数は433。出来高は10憶4,673万株、売買代金は9,502億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

昨日の欧州中央銀行(ECB)の理事会で金融政策の現状維持を発表し、ドラギ総裁は当面の追加緩和見送りを示唆したため、ユーロが買い戻され大幅高。ユーロ高円安のところに、米新規失業保険申請件数の改善改善も加わり、103円台を回復するまで円安が進行しました。

円安を好感し、本日の東京株式市場は幅広い業種が値上がりし、日経平均も9時半過ぎに、15,312円(前日比177円高)まで買われました。ただ、週末に加え、米国で雇用統計の発表を控えいることから様子見姿勢も残り、売買代金などの市場エネルギーはあまり拡大せず。ドル円が103円台割れとなっていることもあり、日経平均は伸び悩んでいます。

都心のオフィスビルの空室率改善で、不動産株が続伸し、円安を好感し、横浜ゴム(5101)などのタイヤメーカーもシッカリ。日本電子(6951)群栄化学(4229)は経済産業省の産業用3Dプリンターの国家開発プロジェクトに採択された30社・団体の中に入っていたことが好感。

自民党がリニア中央新幹線の大阪への早期延伸を目指し、名古屋以西への延伸費用の負担を国の利子補給などで軽減させる案を検討していると報じられ、JR東海(9022)に加え、鉄建建設(1815)やトンネル工事に強い大豊建設(1822)熊谷組(1861)も買われています。

一方、ドイツテレコムの最高経営責任者(CEO)が規制面でのハードルを理由に、米子会社TモバイルUSを近い将来売却する可能性は低いという見通しを示したと報じられ、ソフトバンク(9984)は弱含み。

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