概況/大引け 欧米市場の反発から、東証も広範囲に値上がり。ただ、15,000円を前に足踏み。不動産はモルガンの格上げで続伸

概況


大引けの日経平均は14,897.63円の176.15円高、TOPIXは1,212.90の8.79ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,110、値下がり銘柄数は516。出来高は19億9,797万株、売買代金は1兆9,386億円。

日経平均 日足

日経平均 日足

ウクライナ情勢の緊張緩和で欧米市場が大きく買われ、東京市場も広範囲に値上がり。ただ、日経平均は9時8分の14,992円(前日比270円高)を高値に、15,000円手前での揉み合いとなり、引けにかけて上げ幅をやや縮小。

ロシアが武力行使を保留にしたのは、制圧下に置いたからで、今後はウクライナの東西分裂などの混乱も発生しそうという見方や、今後の焦点は先進国に移るといった解説も聞かれました。

指数寄与度の高いソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)が上昇し、リスク選好の動きから不動産やノンバンクも高く、ロシアへの経済制裁のリスクも後退したためJT(2914)も反発。不動産はモルガンスターMUFGがセクター判断を引き上げています。

その他、富士通(6702)は大和証券とUBSの格上げが好感され、DIC(4631)は野村証券が投資判断を引き上げ。パンダの展示中止で精養軒(9734)が高く、金沢大学がん進展制御研究所との共同研究を発表したカルナバイオ(4572)が急騰、アライドテレシス(6835)は自己株式の消却が材料視。

一方、高騰が続いていた星光PMC(4963)が利食い売りに押され、特損の計上で下方修正した富士重工(7270)も冴えず、トヨタ(7203)は一時金の満額回答による人件費増や消費増税に伴う反動減も気にされ小幅安に。

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