コンビニ”陣取り合戦”激化

概況


セブン-イレブン・ジャパンが出店加速。中野冷機(6411)わらべや日洋(2918)など関連銘柄を見直しておきたい。

中野冷機(6411) 日足

中野冷機(6411) 日足

コンビニ大手がそろってシェア拡大を狙う中、王者セブン-イレブン・ジャパンは新規出店数を前2月期実績1,354店舗から、今期は1,500店舗への拡大を計画している。そして今後は3D-CADを駆使して従来工法よりも安価かつ短期間での新規出店が可能になるとのことで、来期以降はさらなる急拡大が予期される。

中野冷機は業務用冷蔵・冷凍ショーケース製造販売大手で、売上高の45%がセブンイレブン向け。今12月期は20.7%増収、11.3%営業増益と、6期ぶりに期初から「増収増益見通し」を掲げてきた。

同社の予想は非常に保守的なことで知られており、今期の数字からは同社の“静かな意気込み”が強烈に感じられる。例えば、前期は22.3%減収、39.5%営業減益で着地したが、期初計画では前々期に利益が3倍増した反動などを考慮して7割減益を見込んでいた。

そんな同社の意気込みを汲んでか、足元の株価は1996年1月以来となる2,600円台に。これは、95年8月に付けた上場来高値(分割調整後)3,130円に次ぐ高水準で、この先も一段の上値追いに期待が高まる。

わらべや日洋(2918) 日足

わらべや日洋(2918) 日足

一方のわらべや日洋。こちらも株価は2005年2月に付けた上場来高値(分割調整後)2,510円に次ぐ高水準に。しかし、足元では直近安値をつないだ下値支持線付近に落ち込んでおり、押し目買い好機到来といった状況にある。

弁当や惣菜など調理済み食品の製造・販売、配送を手掛ける同社。今2月期第3四半期(3-11月)は6.7%増収も、原材料高で営業利益は0.6%の微減だった。前期は創立50周年記念配当を実施するとのことで、発表翌日の1月9日には株価が2005年5月以来となる2,100円台に乗せるも、以降は軟調推移が続いている。

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