概況/大引け 東京市場は続落。102円台割れの円高を警戒、リパトリの動きで円高加速も。ただ、円高下でもソニーやキヤノン、エプソン、ファナックなどはシッカリ

概況


大引けの日経平均は14,841.07円の82.04円安、TOPIXは1,211.66の5.69ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は487、値下がり銘柄数は1,174。出来高は23億2,834万株、売買代金は2兆2,479億円。

日経平均 15分足

日経平均 15分足

昨日のS&P500指数は最高値を更新しましたが、米金利低下でドルが売られ円高となったため、本日の東京株式市場は冴えない展開。ただ、2時過ぎには187円安(14,923円)だった日経平均も大引けにかけては下げ幅を縮小しています。

ドル円は101円50銭台まで円高が進み、3月決算期末を控えて、日本企業が海外子会社で獲得した利益を本社に環流させるリパトリエーションの動きもあるのではないかと見られています。

業種別では紙パルプや銀行、小売り、倉庫運輸、不動産などが安く、精密や鉱業、保険などは値上がり。

個別銘柄では、指数寄与度の高いソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)が売られ、円高警戒でトヨタ(7203)ホンダ(7267)も軟調。フォスター電機(6794)は下方修正から急落。

一方、円高下でもキヤノン(7751)エプソン(6724)ファナック(6954)などは小幅高で、ソニー(6758)はシティグループの格上げもあり堅調、酉島製作所(6363)は野村証券が投資判断「Buy」でカバレッジを再開したことから急騰。

自動車株は軟調な展開も、トヨタが協力部品企業に対して通常は半年毎にその前の期と比べて1~1.5%の値下げを求めているのを、今回は1%を下回る下げ幅に留めたため、デンソー(6902)大豊工業(6470)は堅調。

戻る