概況/大引け 日経平均は610円安と今年最大の下げ。NYダウの続落や円高進行が警戒。ただ、9日続落だったソフトバンクが切り返し

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,008円47銭の610円66銭安、TOPIXは1,139.27の57.05ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は13、値下がり銘柄数は1,764。出来高は42億3,327万株、売買代金は3兆6,364億円。

昨日の米国で1月のISM製造業景気指数が51.3と12月の56.5から低下し、特に新規受注の項目は12月の64.4→1月51.2へと大幅に落ち込み、33年ぶりの大幅な低下幅となったことが危惧され、NYダウは326ドル安の15,372ドルと今年最大の下げを記録しました。ドルも売られ、比較的安全通貨とされている円が買われる動きも。

本日の東京株式市場は全面安となり、日経平均は610円安で、14,000円割れに肉薄しました。三菱UFJモルガンスタンレー証券では新興国通貨安の悪影響だけなら、日本株の下落率は大きいものの、比較的短期間で済むが、先進国を含む世界経済見通しが下方修正されれば、日本株の調整も長期化し、消費税の引き上げの影響も強く意識され、4月~5月頃まで調整含みになると指摘しています。

ただ、普段は1日の東証1部の売買代金が3兆円以下なのに、本日は3.6兆円に膨らみ、東証マザーズでは前場に一時、値上がり銘柄数ゼロが数十分間続き、ジャスダックも値上がり銘柄数が6銘柄程度の局面があったので、セリングクライマックスではないかといった意見も聞かれました。

米国景気悪化懸念や円高から自動車株が大幅安で、キヤノン(7751)や半導体関連のSUMCO(3436)は昨年来安値を更新。業種別の値下がり率上位には非鉄や機械、鉄鋼やゴム(=タイヤ)などが並んでいます。

東証1部の値下がり率トップの日本ペイント(4612)は、筆頭株主のシンガポール塗料会社のウットラムを引受先とする約1,000億円の第三者割当増資を実施すると発表。通期の利益予想を引き下げた日立造船(7004)も大幅安。

一方、日本コロムビア(6791)は音楽コンテンツ配信のフェイス(4295)のTOB(1株780円)が材料視。昨日まで9日続落となっていたソフトバンク(9984)にも押し目買いが入り持ち直しました。ガンホー(3765)は決算と同時に配当や自社株買いを行うこと等が好感。

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