有力ジンクスに“盲点”あり 「1月安=年間安」ってホント?

概況


「1月相場が年間相場の帰趨(きすう)を決める」とは、株式・為替両市場でよく言われるところ。米投資雑誌「バロンズ」の今週号でも、「1950年以来、1月の株式市場の動きがその1年の行方を占ったケースが88.9%に上った」と指摘している。

日経平均 月足

日経平均 月足

国内ではさまざまなバリュエーションが語られるが、よくできているのは、日経平均が過去「大発会高/1月高」となった31回は、年間26勝5敗(勝率84%)。逆に「大発会安/1月安」の5回は1勝4敗(同20%)というもの。

何だか暗い1年間を連想させそうだが、これらに敢然と異を唱えるのが、大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストだ。そもそも、年間(1-12月)の騰落には1月分の実績も含まれるのだから、連動するのは当たり前の話で、日経平均、ニューヨークダウとも「1月の株価パフォーマンスと同年の2-12月までのパフォーマンスを比べると、相関はほぼない」(木野内氏)とか。つまり、今から「2014年相場」の騰落を憂えるより、2月以降の仕切り直しに注目していくべき、ということになろうか。

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