概況/前引け 日経平均は511円安。新興国不安で米国株が下落し、円高に。不動産、保険、ノンバンク、証券などが安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,872円38銭の511円53銭安、TOPIXは1,218.03の38.15ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は40、値下がり銘柄数は1,729。出来高は14億9,886万株、売買代金は1兆4,574億円。

トルコと南アフリカの利上げにもかかわらず、両国の通貨は下落し、新興国不安が収まっていないことで、昨日のNYダウは189ドル安の15,738ドルと昨年11月7日以来、約2ヵ月半振りの安値となりました。FOMCが量的緩和の縮小を決定し、声明文で新興国通貨の下落などに対して言及しなかった点も懸念されています。

リスク回避の動きで再びドル円が102円台となったこともあり、東京株式市場は全面安。東証1部の業種別では全業種がマイナスで、不動産や保険、その他金融、証券などの下げ幅が大きくなっています。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)が7営業日続落、軟調な全体相場に加え、傘下の米スプリントを通じたTSモバイルUSの買収への懸念も。円高警戒でトヨタ(7203)ホンダ(7267)なども安く、三井住友FG(8316)も下落。自社株買いから朝方買われた任天堂(7974)もその後はマイナス圏に沈んでいます。

不動産はみずほ証券が三菱地所(8802)住友不動産(8830)野村不動産(3231)の投資判断を「買い」→「中立」に引き下げました。いずれも株価上昇と目標株価の引き下げで割安感が薄れたと述べています

一方、理化学研究所などが全く新しい「万能細胞」の作製に成功したというニュースでバイオ関連が買われ、新日本科学(2395)セルシード(7776)が急騰しています。東洋機械金属(6210)は中国や韓国でIT機器や自動車関連向けに射出成形機の需要が増加し上方修正を発表したことが好感。

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