概況/大引け 東証は小康状態、FOMC前で上値は抑制。クレディスイスは通信を格下げ、ソフトバンクとKDDIが下落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,980円16銭の25円57銭安、TOPIXは1,224.31の4.92ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は651、値下がり銘柄数は956。出来高は27億3,200万株、売買代金は2兆6,790億円。

今日の東京株式市場は小康状態で、日経平均は15,000円を挟んだ揉み合い。業種別で機械や小売り、非鉄、不動産、倉庫運輸などが堅調な一方、情報通信や鉱業、空運などが冴えない展開。

先週のアルゼンチンの通貨急落に巻き込まれたトルコ中銀が緊急の金融対策決定会合を28日に開催すると発表したことで、新興国でも止血処置が取られ始めたと受け止められました。中国の中誠信託が元本と一部利息を返還すると通知したため、中国でのデフォルトリスクが後退したことも、不安感を減じました。

ただ、28-29日の米国FOMC(連邦公開市場委員会)で量的緩和の縮小が続けられると、新興国からの資金引き揚げによる混乱が続くという懸念から上値は抑制されました。

個別銘柄では、「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」を開始したスクウェアエニックス(9684)は上げ幅縮小も、ゲーム関連としてバンダイナムコ(7832)が堅調。「白物家電」の2013年国内出荷額が16年ぶりの高水準と伝わり、家電量販店のヤマダ電機(9831)エディオン(2730)が上昇。

アルデプロ(8925)プロパスト(3236)など低位の不動産株が大幅高。FOMCが量的緩和の縮小を実施し、金融市場が混乱すると日銀が穴埋めし、追加緩和を実施するという思惑で、住友不動産(8830)東急不動産(3289)なども堅調。

一方、ソフトバンク(9984)が安く、クレディ・スイスが格下げしたKDDI(9433)が軟調で、新興市場ではサイバーエージェント(4751)コロプラ(3668)ミクシィ(2121)などのネット関連やゲーム関連が利益確保の売りに押されています。

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