概況/大引け 日経平均は一時458円安。アルゼンチン通貨急落で欧米市場が売られ、週明けの東証も全面安。リスクオフで保険やノンバンク、不動産、証券が安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,005円73銭の385円83銭安、TOPIXは1,229.23の35.37ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は29、値下がり銘柄数は1,744。出来高は32億6,479万株、売買代金は2兆8,502億円。

先週、アルゼンチンの通貨ペソが急落し、トルコ・リラや南アフリカ・ランドなども大きく下落したため、新興国不安が高まり、欧米市場が大幅安となりました。

週明けの東京市場も全面安で、一時14,933円(前日比458円安)まで売られた後は、15,000円を挟んだ揉み合いとなりました。指数寄与度の高いソフトバンク(9984)が売られ、市況悪化で保険会社も軟調、リスクオフからノバンクや不動産株、証券株も見送り。

アルゼンチンは経済の悪さを反映して外貨準備が急減しており、市場介入により為替を維持できなくなったことや、中国の景気悪化で大豆や小麦といった農産物の輸出も伸び悩むと警戒、米国の量的緩和縮小開始により、資金が新興国から引き揚げられると警戒されたことが、新興国の通貨安の理由となっています。

今週は28~29日にFOMCが開催されるので、量的緩和の縮小が今回も決定されると新興国の通貨安が強まると警戒されています。

値上がりした銘柄は乏しい状態でしたが、スクウェアエニックス(9684)がスマホ向けに「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」のサービスを開始したことで2日連続ストップ高。三菱製紙(3864)は不織布を使ったリチウムイオン電池のセパレーターを開発したと報じられ急騰、エムスリー(2413)は第3四半期決算が好感されました。

また、総務省が料金の割安なスマートフォンの普及を後押しするために、仮想移動体通信事業社(MVNO)がNTTドコモなどに支払う回線の賃借料を2013年度分から半額に引き下げると報じられ、日本通信(9424)はストップ高となりました。

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