概況/大引け 日経平均は4日ぶりの反発。安倍首相のダボス会議での演説にも期待。セルロースナノファイバー関連が大幅高

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,795円96銭の154円28銭高、TOPIXは1,295.95の2.09ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は791、値下がり銘柄数は842。出来高は23億7,699万株、売買代金は2兆609億円。

昨日の経済財政諮問会議で、民間議員が海外企業による対日投資を呼び込むために、法人税率を現在の約35%程度からアジアの近隣諸国並みの25%程度に下げることを提言しました。麻生財務相は財源の確保なしに引き下げはできないと牽制しましたが、安倍首相は他国の事例についての検証を求め、前向きな姿勢を滲ませました。

また、安倍首相は22日にスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の開会式で基調講演を行い、日本経済の回復をアピールする予定なので、海外投資家からの評価が再び高まることも期待されました。

日銀金融政策決定会合が今日と明日開催されることから、追加緩和がもしあったらという期待も本日の株高を助長したようです。

業種別では海運、精密、食品、ゴムが値上がり率上位で、値下がり率上位は空運やその他製品、銀行など。

個別銘柄では、円安を受けてトヨタ(7203)シャープ(6753)が高く、12月の工作機械受注の前年同月比28.1%増からファナック(6954)が堅調。

経済産業省が2014年度に次世代素材「セルロースナノファイバー」の国際標準化に乗り出すと報じられたことで、星光PMC(4963)が2日連続ストップ高。セルロースシングルナノファイバーを利用した増粘剤「レオクリスタ」を開発している第一工業製薬(4461)や、京都大学のセルロースナノファイバーの研究プロジェクトに参加している木村化工機(6378)も大幅高。

その他、三洋化成(4471)はクレディスイスが新規「OUTPERFORM」に設定し、アルプス電気(6770)はゴールドマンサックスが「買い」に格上げしたことが注目されました。

新興市場では、エナリス(6079)省電舎(1711)といった省エネ関連が利食い売りに押された一方、1対5の株式分割を発表したホットリンク(3680)が一時ストップ高に。

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