概況/大引け 米国株続伸と11月の機械受注好調で、前場は一時132円高。ただ、後場は失速。ヘッジファンドがポジションを減らしているという見方や東京都知事選への警戒も

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,747円20銭の61円53銭安、TOPIXは1,294.39の0.13ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は804、値下がり銘柄数は849。出来高は31億5,572万株、売買代金は2兆5,128億円。

1月のNY連銀製造業景気指数が12.51と12月の2.22から上昇し、市場予想の3.50も上回ったため、昨日のNYダウは続伸。日本では11月の機械受注が前月比9.3%増と市場予想の1.2%増を大きく上回ったため、日経平均は前場に一時15,941円(前日比132円高)と買われました。しかし、後場は1時半前から前日比マイナスに転じました。ヘッジファンドがポジションを軽くしているという見方や、東京都知事選で脱原発を掲げる細川元首相が当選すると、安倍首相の指導力や求心力が低下するという心配も抱かれています。

業種別ではノンバンクや紙パルプ、倉庫運輸、その他製品、不動産などが値下がり率上位で、値上がり率上位は空運、金属、石油、電力ガスなどでした。

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)ファナック(6954)が安く、ソフトバンク(9984)も伸び悩み。東和薬品(4553)沢井製薬(4555)はメリルリンチの格下げが嫌気。

一方、三菱自動車(7211)が買われました。2000年と2004年のクレーム隠しで販売が低迷し経営危機に陥り、三菱グループ各社に約4,000億円の優先株を引き受けてもらい、経営再建を進めてきました。3月末までに約2,400億円の公募増資を完了して優先株を処理し、2014年3月期は2年連続の過去最高益を見込み、中期経営計画も昨年11月に発表したので、三菱商事出身で約9年間にわたり経営改革を進めてきた益子社長も一区切りがついたため、今年の社長交代が有力視されているとフジサンケイビジネスアイは報じています。

日経ジャスダック平均は2,133円24銭の5円26銭高。新興市場では、脱原発で恩恵を受けるという期待で、昨日買われた省エネ管理システムのエナリス(6079)ファーストエスコ(9514)は反落しましたが、バイオマス発電関連のFUJIKOH(2405)が買われました。

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