概況/前引け NYダウの179ドル安や円高で、東証は全面安。裁定解消売りに対する不安感も抱かれ、ソフトバンクやファーストリテイリングなどが安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,585円89銭の326円17銭安、TOPIXは1,277.92の20.56ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は297、値下がり銘柄数は1,387。出来高は15億4,841万株、売買代金は1兆3,592億円。

米国株の下落や円高が嫌気され、東京市場は全面安。業種別の値下がり率上位は証券、保険、鉱業、海運、ノンバンク。

米国では、寒波の影響で1月の雇用統計の悪化も警戒され、今週からは始まる企業の決算発表を控え業績悪化も警戒、春の納税に備えた利益確定の売りや換金売りで1-2月は下落しやすいことも意識されています。

日本では最近、クレディスイス証券の日経平均先物への売りが多い状態ですが、注文を出しているのは英系大手ヘッジファンドのブレバン・ハワードという観測が報じられています。ブレバン・ハワードの創設者アラン・ハワード氏は1989年後半ソロモンブラザーズ東京支店で、日銀が6月に利上げを行った後も、松竹や松坂屋などの品薄225銘柄を集中的に買うことにより225先物を異常高値に吊り上げて荒稼ぎしたチームの一員でした。その後クレディスイスの自己売買部門に移り、2003年に独立して設立したとされています。今回、11月SQ以降に行った行動は1989年当時のものと瓜二つで、先物を買うと同時にソフトバンクやファーストリテイリングなどを買っていたと思われるため、拡大させた買いポジションを手仕舞いに転じた時のインパクトは大きいと危惧されています。

本日はソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)などの指数寄与度の高い値がさ株が売られ、米国雇用統計の悪化による米国金利低下を受けて、ドル安円高も進んでいるため自動車株も軟調です。

一方、ラウンドワン(4680)は11月29日から割安感のある新料金サービスを導入した成果で、12月の既存店売上高が前年同月比1.8%増と21ヵ月ぶりにブラスとなったことが好感。コスモス薬品(3349)は第2四半期決算が好感されています。

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