概況/前引け 米雇用統計を控え、小幅安。ファーストリテイリングが好決算で買われ、日経平均の下げ幅緩和。不動産株はシティグループが格下げ

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,851円26銭の29円07銭安、TOPIXは1,291.43の5.32ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は426、値下がり銘柄数は1,223。出来高は16億5,286万株、売買代金は1兆5,420億円。

米国では堅調な労働統計を背景にFRBの資産買入れ縮小ペースの加速懸念で、昨日は中国株や欧州株に商品市場も下落したため、NYダウも続落となり、本日の東京株式市場も今晩の米国雇用統計の発表を控え、弱含みました。日本ではオプション取引のSQ値が市場推計で15,784円81銭となり、昨日の日経平均の終値を95円52銭下回ったこともマイナス要因となりました。

第1四半期決算が好感されファーストリテイリング(9983)が買われたことで日経平均の下げを緩和しましたが、昨日買われたソニー(6758)も反落し、ファナック(6954)も安くなっています。

住友不動産(8830)三井不動産(8801)などの不動産株も売られましたが、シティグループ証券がセクタースタンスを「強気」→「中立」に格下げしたことが不安視されました。消費増税で景気減速の可能性が高まっていることや、割安感はないことを格下げ理由に挙げています。

業種別の値下がり率では自動車運搬船の運賃で価格カルテルを結んでいた海運や、不動産、鉱業、金属、ノンバンク、電力ガス、保険、電機などが並んでいます。一方、空運やゴム、石油、自動車などはシッカリです。

米インターセプト・ファーマシューティカルズが非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の治療薬「オベチコール酸」の臨床試験第2相で、有効性が確認されたことを昨日発表したため、ライセンス契約を結び、日本でこの薬の臨床試験を行っている大日本住友製薬(4506)が大幅高となりました。

三菱マテリアル(5711)の四日市工場で、半導体や太陽光パネルの材料となる多結晶シリコンを製造しているプラントの爆発事故があり、振り替え需要への期待から、多結晶シリコンを製造しているトクヤマ(4043)が堅調です。

日経ジャスダック平均は2,107円20銭の3円34銭高。ヒーハイスト精工(6433)は熱溶融積層式の3Dプリンターを開発したと日刊工業新聞で報じられ、ストップ高となりました。

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