どう動く?! 急騰3年目 “東京五輪前”再現に期待

概況


干支からは少し離れて…、「大相場3年目のジンクス」についても少々気になるところではある。今回のように、日経平均の上昇率が2年連続で20%を上回った場合に、翌年の相場動向はどうだったのだろうか。

新国立競技場調べてみると、過去に6回ある。

(1)1951、52年、(2)55、56年、(3)58、59年、(4)68、69年、(5)71、72年、(6)88、89年――で、3年目の上昇率も20%を超えたのは、さすがに(3)のときだけ(58年+40.5%、59年+31.3%、60年+55.1%)。(1)も53年に+4.2%と小幅ながら上昇したが、残りの4回は、むしろ3年目に反落を強いられている。

とはいえ、(3)の58-60年と言えば、64年東京オリンピックを控えて経済や市場の活気が高まっていた時期。五輪控えという点で共通する今回も、3年目の活躍に期待を寄せてみたいところだ。

なお、米国で最もポピュラーな投資雑誌のバロンズ誌も12月16日付で、株式相場が2年連続で2ケタ上昇した後の市場の動きを取り上げていた。市場筋の発想は洋の東西を問わないということのようだが、結論として、「その翌年も株価が上昇したケースは50%であることが分かった」とされていた。高からず、低からず、といったところだろうか。

ちなみに、(率は問わずに)日経平均の連続上昇記録としてなら、バブル崩壊後でも「93-96年の3年連続高」、「2003-06年の4年連続高」を記録している。ともに、西暦で末尾に3の付く年(癸=みずのと)を起点としてきた。今回は「12年起点」のため様相が異なるものの、12年の上昇分のほとんどは、アベノミクス相場始動後の最後の1カ月半で実現しており、実質的には13年スタートのようなもの。今回も(3年以上の)連続高展開への期待が生じてきそうだ。

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