概況/大引け 結局、日経平均は8日続伸。海運、鉄鋼、倉庫、不動産などが高い。糖尿病治療薬の開発中止で武田は安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は16,178円94銭の4円50銭高、TOPIXは1,290.07の10.73ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,515、値下がり銘柄数は201。出来高は26億4,990万株、売買代金は2兆2,190億円。

日経平均は一時117円安と軟調な展開が続きましたが、値上がり銘柄数の方が多い状態が続き、TOPIXは堅調推移で、結局、大引けにかけては値を戻しました。日経平均は8日続伸です。業種別では海運、鉄鋼、倉庫、不動産、銀行などが高く、値下がりは石油、医薬品、精密の3業種にとどまりました。

東海東京調査センターでは、今年は個人が7兆円規模の大幅な売り越しを見せたが、昨年までは最高でも4兆円規模だったので、差額の3兆円は節税売りだったのではないかと推測しています。節税売りは相場の先安観に基づく売りではないので、押し目があれば買い戻しを狙う向きが多いのではないかと解説しています。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)が買われ、日経平均を下支え。藤倉ゴム(5121)は引き続き新型電池の共同開発報道が材料視され4日連続ストップ高。政府が普天間基地の移設問題で、2021年まで沖縄振興予算を毎年3千億円台とすることから、沖縄経済の活性化期待で貸出も増えると、琉球銀行(8399)が物色されています。

日本の鉄鋼大手と英資源大手アングロ・アメリカンが、1-3月期に調達する原料炭価格を10-12月期比で約6%安い1トンあたり143ドルとすることで合意したと報じられ、費用削減による利益拡大期待で、JFEホールディングス(5411)などの鉄鋼株が買われました。

一方、武田薬品(4502)が糖尿病治療薬「TAK-875」の開発中止を発表したことで売られました。しまむら(8227)の9-11月期の営業利益が前年同期比21%減の108億円と厳しく、天候不順や前年比での気温の高さが影響したため、ファーストリテイリング(9983)も冴えない展開です。

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