概況/前引け 前引けのTOPIXは909.42ポイントの10.73ポイント高、日経平均は10,973円の136円高。信用取引の規制緩和でアイフルが活況。オリンパスはGS証券が格上げ。iPhone5の販売計画以下でアップル関連は安い。

概況


日経平均 15分足 MA(25-75)

日経平均 15分足 MA(25-75)

 前引けのTOPIXは909.42ポイントの10.73ポイント高、日経平均は10,973円の136円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,216、値下がり銘柄数は342。出来高は19億5,929万株、売買代金は1兆359億円。

 アイフル(8515)が売買代金1位となっていますが、信用取引の制度改正によって個人の回転商いが急増していると三菱UFJモルガンスタンレー証券では解説しています。
 今回の制度改正で、同じ日に、同一資金で何度でも信用取引の売買が可能となり、建玉の反対売買による確定利益は受渡前でも利用できるので、4日目受渡までの資金拘束から解放され、投資家が満足の行くまで信用売買を繰り返すことが可能になったため、現在の兜町は、外国人の優良大型株買いと、信用取引利用デイトレーダーの低位株集中攻撃の豪華二本立て興行と指摘しています。

 長谷工コーポレーション(1808)はJPモルガン証券が1月10日に投資判断を「Overweight」継続で、目標株価を80円→150円に引き上げました。
 株価上昇への最大のボトルネックは優先株の存在ですが、採算改善、不動産売買益の増加で業績の回復への道筋が見えてきたため、2013年3月期末までに買戻しに必要な単独・剰余金350億円が積み上がる可能性が高まったと解説しています。
 ただ、実務上は、剰余金で一気に優先株を買い戻すと自己資本比率が悪化するため、買戻しは2015年9月までに段階的に行われ、現状の自己資本比率20%を維持されると予想しています。

 オリンパス(7733)はゴールドマンサックス証券が投資判断を「中立」→「買い(コンビクション)」に格上げし、目標株価も1,660円→1,970円に引き上げたことで買われました。
 映像部門(デジタルカメラ)の構造改革前倒しにより来期業績のV時回復がより現実味を帯びてきた。
 ゴールドマンサックスの米国チームの病院サーベイでは医療機関の設備投資意欲の改善を確認。特に外科内視鏡分野は高成長の持続を想定しています。
 新経営陣はノンコア事業の売却や有利子負債の削減などを早速実行しているので、バランスシートとキャッシュフローの改善に期待が持てると紹介しています。

 一方、ウォールストリートジャーナル紙が1月13日の夜に、「iPhone5」の需要弱含みを背景に、アップルが部品発注を減らしたと報じました。日経新聞も1月14日に「iPhone5」の世界販売が計画を下回っていることに対応し、ジャパンディスプレイとシャープ(6753)は1~3月の液晶パネルの生産量を合計で当初計画の半分程度に減らすと伝えました。
 「iPhone5」の世界販売が計画を下回っていることが警戒され、シャープ以外にもコネクターの日本航空電子(6807)やWifiモジュールのTDK(6762)やヘッドセット(通話用のマイクやスイッチが付いた高機能ステレオイヤフォン)フォスター電機(6794)や電磁波シールドフィルムのタツタ電線(5809)などが売られました。

 日経ジャスダック平均は1,502円の16円高。ガンホーオンラインは株価高騰が続き、3Dマトリックスやコスモバイオ、テラなどのバイオ関連も買われました。
 
 東証マザーズ市場はユーグレナは12月20日に新規上場した際の公募価格は1,700円でしたが、1月11日には16,140円まで買われました。利益確保の売りも出て本日は13,160円(前日比790円安)となっています。
 ただ、東証マザーズ市場でもタカラバイオやナノキャリアやメディネットやそーせいなどのバイオ関連が人気となっています。

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