概況/前引け 証券優遇税制廃止による売りも今日までという見方から、日経平均は小幅高に。ソフトバンクは買収資金負担が警戒

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,953円24銭の63円91銭高、TOPIXは1,254.37の3.18ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は577、値下がり銘柄数は1,044。出来高は11億4,478万株、売買代金は9,383億円。

証券優遇税制の廃止による個人投資家の売りが重石となっているものの、需給悪も明日からは軽減されるという見方や、新年のニューマネー流入期待を背景にした年末高を予想した買いが下支えとなっています。

みずほ証券では2000年以降で大発会が下落したのは2回のみで、そのため、年末年始は売買代金が減少する中、裁定買いで上昇しやすく、2012年と同様に年末値が2013年の高値になる可能性があると解説しています。大発会以降の売買代金が2.8兆円程度であれば上値を試す可能性があると述べています。

ソフトバンク(9984)は、TモバイルUSの買収計画で財務が悪化するという見方から値下がりしていますが、ゲーム開発会社のエイチーム(3662)や求人情報サイトのリブセンス(6054)、好決算を発表したウェザーニューズ(4825)などの成長期待の中小型株が買われています。

ジャパンベストレスキューシステム(2453)は、2月に子会社化したバイノス社が新種の微細藻類「バイノス」を使用し、福島県で道路除染を受注していて、バイノスに抗インフルエンザ成分が含まれているため、鳥インフルエンザ対策関連としても注目されています。

来年度の政府予算案で公共事業は特別会計の廃止に伴う見かけ分の増額分も含め、12.9%増の6兆円となっていることから、大豊建設(1822)熊谷組(1861)などの建設株も堅調な展開です。

新興市場では、ザインエレクトロニクス(6769)が利益予想を引き上げたことが好感され、ブロードバンドタワー(3776)は子会社が仏Ingenico社と国内の総代理店契約を締結したことが引き続き材料視されています。

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