概況/大引け 前場は103円安も、大引けにかけて持ち直し。年末高に期待。不動産やREITが高く、設備投資関連も堅調

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,870円42銭の11円20銭高、TOPIXは1,261.64の1.43ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は574、値下がり銘柄数は1,059。出来高は25億5,551万株、売買代金は2兆3,670億円。

海外投資家のクリスマス休暇入りや、日本の証券優遇税制も終わることから節税対策の売りで日経平均は前場に103円安となりましたが、大引けにかけて持ち直しました。年末の5日間は過去20年間で17回プラスで、プラスの場合の平均上昇幅は218円という経験則が下支えとなりました。

業種別ではノンバンク、ゴム、海運、その他製品、紙パルプ、不動産などが値上がり率上位で、値下がり率上位は食品や石油、電力ガス、医薬品などでした。

日銀の金融政策決定会合でETFやREITの買入れ額の増額などはありませんでしたが、株式市場では不動産株が値上がりし、REITも買われました。黒田総裁の掲げる2年で2%のインフレ目標の達成は難しそうなので、いずれ追加緩和に追い込まれるという見方や、景気回復に伴いオフィス賃料が上昇に転じるという期待、NISA口座(少額投資非課税制度)の対象にREITが含まれることが好材料視されています。

景気回復で中小企業の設備投資意欲が回復に向かっているため、キーエンス(6861)牧野フライス(6135)DMG森精機(6141)が年初来高値を更新しました。マツダ(7261)は、2008年9月以来、約5年3ヵ月振りの株価500円台となりました。また、JR4社が新幹線や超電導リニアの輸出で連携すると報じられたことに触発され、自動列車停止装置や列車集中制御装置などを生産している日本信号(6741)が海外での売上拡大期待で買われました。

一方、JT(2914)ユニチャーム(8113)が売られました。個人投資家からの節税対策の売りや、景気回復期には不況抵抗力が魅力の銘柄は色褪せることも影響したようです。

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