概況/大引け 寄り付きから堅調な展開で、高値引け。FOMCの結果前も、広範囲に上昇し、自動車や不動産が高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,587円80銭の309円17銭高、TOPIXは1,250.49の18.18ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,148、値下がり銘柄数は469。出来高は25億2,873万株、 売買代金は2兆4,275億円。

米FOMCの結果前ですが、東京株式市場は買われました。11月の雇用統計の改善や、財政協議の合意で歳出の強制削減の金額も減ったため、景気の下押し圧力も後退したことから、FRBも量的緩和の縮小に踏み切れるという予想は3割程度まで増えているそうですが、見送りを期待する買いも入ったようです。また、量的緩和の縮小が決定されても、日米金利差から円安に向かい、日本株にはプラスといった見方も買いを誘ったようです。

円安期待で自動車株が高く、リスクイベントの通過でリスク許容度が改善するという見方から、不動産株も堅調な展開。業種別では水産を除いた全ての業種が値上がりしています。

日本工作機械工業会が昨日発表した11月の工作機械受注額(確報値)は、前年同月比15.4%増となる1,017億6400万円となり、2ヵ月連続で前年同月を上回りました。

設備投資の回復期待で、ファナック(6954)が7カ月振りに上場来高値を更新し、オークマ(6103)OSG(6136)などは年初来高値を更新しました。

シチズン(7762)はモルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を新規「Overweight」に設定したことが好感され、カシオ(6952)も同証券が投資判断を「Overweight」に引き上げたことから買い優勢の展開となりました。

一方、愛知製鋼(5482)と大同特殊鋼はクレディスイスが投資判断を「Neutral」→「UNDERPERFORM」に引き下げたことで売られています。円安、電力費上昇、鉄スクラップ価格上昇の3重苦で、業績予想を引き下げたそうです。

日経ジャスダック平均は1,956円47銭の2円47銭安。新興市場では本日、新規公開が4社ありましたが、機械部品の設計開発のアビスト(6087)が公開価格3,450円と同じ初値を付け、初値が公開価格を上回る「IPO連勝記録」は止まりました。昨年12月20日上場のパンチ工業(6165)の公募価格割れ以降、続いていたものです。

戻る